夜道は暗いか明るいか ページ5
わたしは玄関を飛び出した。
足は自然に愛美の家に向かっていて。
着くなりインターホンを押し、出てきたまふくんを驚かせてしまった。
まふくんは取り敢えず私を中に入れてくれて、愛美を呼んでくれた。
愛美「ちょっと、A!?どうしたの!?」
愛美は私が泣いてることに気づくと慌てて駆け寄ってきてくれた。
そして優しく抱きしめてくれた。
これはパンケーキ増量かなぁ、
暫くしゃくり上げていたが、落ち着いてきて、ぽつりぽつりと、家での事を話した。
愛美「そっか、そうなったか…」
愛美はまた背中をさすってくれた。
そしてお茶を飲みながら、少し話をした。
暫くすると、玄関のチャイムが鳴った。
深夜だし、とまふくんが出てくれた。
玄関先でまふくんの声がした。
まふ「Aちゃん、お迎えが来たみたいだよ?」
まふくんに続いて部屋に入ってきたのは、汗だくのluzくんだった。
息切れもしてるし、服もラフなままをみると、大分探し回ってくれたと見える。
まふくん達にこれ以上迷惑をかけるわけにも行かない…。
愛美「あとは本人同士の話し合いだね、取り敢えず帰りな。」
愛美と離れて、最後の振り向きざまにありがとう、と言ってから外へ出る。
普段なら私から手を繋いで歩くけど、そんな気分にはなれなかった。暫く歩いて人通りの少ない道に入ると、突然luzくんが後ろから抱きしめてきた。
7人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アゲハ蝶(プロフ) - luz君イケメン・・・。 楽しく読ませていただきました!。 新しい作品など作ってくれるのを期待してます!。 (2017年10月26日 21時) (レス) id: 0fd91efa3c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まろん | 作成日時:2017年6月7日 23時