ひとりじゃない 3 (ページ4)

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YM『すみませんｯ

代表に呼ばれて遅れました』

オンニが来なかった理由
早速代表に呼ばれてたんだね

楽屋に入ってくるなり私を睨みつける
そんなあからさまにしていたら
気づかれるよ

YM『アキラちゃん代表からの言伝が
あるからいいかな？』

全て終えてあとは出番待ちだからいいかな
私はドンハオッパに声を掛け楽屋を出た

人気のない場所嫌だな

「オンニ」

イラついてるのが容易にわかる

YM『代表に何言ったの
急に呼び出されたと思いきや
散々怒らたんだけど』

「私は宿舎を出ていくから
代わりにオンニが宿舎に住むように
してほしいと伝えただけです」

YM『たったそれだけで？
私は怒られたの？』

「あっみんながオンニを慕ってて
宿舎に出入りしてることは伝えました

代表からどういう経緯で言い出したかを
問われたので」

YM『ふざけんなｯパシンｯ』

「…………ｯﾀ」

YM『自分の立場わかってるの？
私が本気だせば
あんたなんか地獄行き
ソクジンは……どうなる？

今のあんたの立場じゃ
メンバーには嫌われてるようだし
以前のような信頼はないわよ』

好き勝手言ってるオンニに怒りが湧く
だけど耐えるしかなかった

YM『なんなのその目ムカつくんだよ』

ドンッ

「ぇ………」

オンニに押され倒れた私は角で頭を打った
大丈夫少し痛いだけ意識はあるんだから

オンニは振り向きもせず去っていった

トイレの鏡で確認するもコブができた
くらいで血は出ていない

さすがに戻らないと怪しまれる

カチャ

楽屋の雰囲気が……
一斉に私を見る目

その輪の中心にいるオンニ

Sg「アキラヌナヨンミヌナになにしたの」

Dn「どうしたらこんな痣になるような」

痣？私が叩かれたのにオンニに痣
袖を捲られた肌を見ると殴られたような
痕があった

「私が殴ったとでも言いたいわけなの」

Mh「どういう理由があれ暴力はダメだよ
ヌナが1番わかってるじゃないか」

完全にオンニを信用してる……

Sm「ヌナいくらなんでも酷いよ」

YM『私が悪いのアキラちゃんを怒らせた
から

ごめんなさい
これからは言葉には気をつけるわ』

「ﾊﾊｯオンニあなたって人は」

Sc「ヌナ自分の非を認めないと」

「オンニごめんなさい」

悲しいのも痛いのも私なのに……