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少しって言ったのに
離れられない
アキラちゃんがほしい
気持ち伝えたら迷惑になるかな
「オッパ
やっぱり なにかあったんですか？」
JN「なにもないよ
ただ 仕事で嫌な事があってね
アキラちゃんを抱きしめて癒されたよ」
「私も ジンオッパが来てくれて
嬉しいです」
そんなこと言ったら勘違いしちゃうよ
JN「眠そうだね
アキラちゃんが寝るまで僕いるから
横になって」
「オッパ 手 私が眠るまで手を繋いで
ください」
JN「うん いいよ」
白く細い指が僕の指と絡まる
心臓がドクンっと高鳴る
眠たかったのか数分後規則正しい寝息が
聞こえてきた
手を離そうにも離せず
アキラちゃんの寝顔を見ながら
いつの間にか僕も眠っていた
眠りから覚める 時刻は午前5時
JN「綺麗な寝顔だな」
いつまでもいたいがそうはいかない
宿舎に帰って朝食の準備をしないと
アキラちゃんの額にキスをし病室を出た
宿舎に帰ると僕の帰りを待ってたように
ホソクがソファーに腰を沈めていた
JN「おはよう 早起きだね」
JH「ジニヒョン 昨日はヌナと一緒にいたの」
JN「そんなわけないだろ
話終えてその場で別れたよ」
JH「じゃあ 今までどこに………」
ここで正直に言うのが正解なのか
いや ダメだ
JN「………事務所にいたよ
いろいろ考えることがあってね
シャワー浴びてくるよ」
JH「嘘じゃないよね？」
JN「うん 嘘じゃないよ」
ごめん ホソク
嘘つきな兄でごめん
やはりこの想いは知られてはいけない
伝えることは……できない
正直に話てくれると思ってた
病院をあとにした僕は忘れものに気づき
みんなに先に帰るように言い踵を返した
そこでアキラの病室に入るジニヒョン
がいた
堂々と入ればいいものを入ることは
できずに聞き耳を立てる
JN「アキラちゃん
少しの間抱きしめていいかな？」
「はい いいですよ」
そろり扉を開け抱き合う2人を見て胸が
ザワついた
結局ジニヒョンがアキラの手を繋いだまま
眠りについたところで宿舎に帰った
当然眠れずジニヒョンの帰りを待った
JH「ヒョン お願いだ
僕からアキラを奪わないで」
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作者名：mifa | 作成日時：2022年5月16日 23時
