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まさかあの場にジョンハン
がいるとは思わず
「ユンギオッパ
ジンオッパ 大丈夫かな？」
YG「大丈夫さ ミファ
ここで 俺とジミナで待っていよう」
JM「そうだよ
・・・でも ヒョン
ジョンハンに妊娠のことバレたからには
テヒョア達が耳に入るのも時間の問題
だよ」
YG「そうだろうな
ミファ こうなったらテヒョア達に
言うしかない
きっと ジョンハンはマウムは
ジニヒョンの子と信じてるだろう」
「ごめんなさいｯ
私のワガママでここまでしてもらって
るのに
もっと 迷惑かけることになって」
YG「俺は一度たりとも迷惑とは思ったこと
ないよ
ミファは俺の大切な妹だ
妹のワガママ聞いてなにが悪い
なあ ジミナも同じ想いだろ」
JM「そうだよ ミファ
家族なんだからあたりまえ
あっ ジニヒョン来たよ」
JN「ジミナ 早く車出して」
JM「えっ うん 」
車に乗り込むなりジンオッパは
私の頭を撫でる
JN「ミファ
この間 僕達に言ったことに
変わりない？
ジョンハンには真実を伝えないと」
「はい」
なんとなく 察した
きっと オッパはマウムは自分の子と
言ったんだろう
そして それをジョンハンは信じた
やはり 自分との子とは考えないよね
ほんの 少し 僅かな望みも消えた
JN「ごめん 偉そうに守ると言っとき
ながら全く守れていないし
不安にさせることしかしていないね」
オッパの目じりが下がって瞳からは
一雫の涙が流れていた
ぎゅうっと胸が締め付けられる
「言わないでいてくれたんだよね
オッパ ありがとう
オッパ達からはマウムに 私にまでたくさん
の愛情をもらっているよ」
JN「ミファ ありがとう
マウム 元気に生まれてくるんだよ」
ｲﾀｯ ズキズキと痛みが
YG「ミファ どうした？」
おかしい 痛い
生まれるにはまだ早い
「ォッパ 病院 」
JN「ジミナ 急いで
いや 安全運転でなるべく早くｯ
ミファ ………ファ」
遠のいていく意識の中で
ジョンハンの顔が浮かんだ
「た すけ て マウムを」
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作者名：mifa | 作成日時：2022年1月14日 17時
