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片想い 33 ページ33

俺はミンギュが嘘をついた
ことに腹が立った



疑いたくはないがきっとなにかあったんだ



嫉妬から敵意むき出しで情けない



Ww「だって ミファヌナが大切なんだろ
幼なじみとして」



Mg「そうだよ」



Ww「その大切なヌナは今は俺の彼女だ

俺がヌナのはじめての彼氏で
はじめての男になるんだ


ミンギュが今まで必死に守ってきたのを
俺が奪う形になったからな

一応伝えようかと思って」




Mg「付き合ったなら そういうことも
あるだろうし

別に話す必要ないじゃない

・・・ヒョン
これからは僕の代わりに
ミファヌナを大切にしてあげて」




Ww「言われなくてもそうするよ

なあ ミンギュ みんなに嘘をつくなら
もっとマシな嘘をつくんだな


沖縄行ってないだろ

ミファヌナと2人きりでの旅行


許すのは今回だけだ
今後 2度と俺に嘘をつくな


それと…2人はなにもなかったんだよな」







Mg「………ヒョン ごめんなさい

言い訳かもしれないけどオンマ達に
嵌められたんだよ

それにミファヌナとは部屋も別だった
しなにもなかったよ

ヒョンに誤解されたくなくて
僕が言いだしたことだから
怒らないであげて」




本当に………嘘が下手だな
俺はなにがあろうとミファヌナとは
別れないよ


俺への気持ちに嘘はないと思うから





Ww「わかってるよ

俺のほうこそ ごめん
言い方きつかったよな」






Mg「いや 僕が悪かったから」




Ww「このことは俺の中で留めておくよ

じゃあ 片付けのジャマして悪かった」







ごめんな ミンギュ 弟だからって
譲れるものとそうじゃないものがあるんだ



ミファヌナは俺がはじめて本気で好きに
なった人



ミンギュを好きなことを知ってて心に
入っていったんだ




ミンギュを愛したことで長い間苦しんで
きたヌナを俺といることで
幸せになってほしいんだ






お前が悪いんだ
今になって気づいたことですでに遅いだろ







俺にムカついてもいいよ
物を投げるくらいにね







Ww「ミファヌナは 俺の女だ」

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作者名:mifa | 作成日時:2022年4月17日 15時

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