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片想い 29 ページ29

〜ホテル〜



Mg「ヌナ ごめんね
まさか 部屋をひとつしかとって
ないとは思わなかったよ」




「大丈夫よ 気にしないで」




ヌナは気にしないでって言ってるけど
気にするよね
だってツインじゃなくてダブルだよ

さすがにウォヌヒョンと付き合ってる
ヌナと同じベッドで寝れないよ




「ミンギュ 私あっちのソファーで
寝るから ベッド使っていいよ」



いや 逆だよ 僕がソファーで



Mg「僕がソファーで寝るよ」



「いいよ ミンギュが使って」




しばらく押し問答が続いたが



Mg「もう 一緒のベッド使おう

ダブルだし結構広いからさ
離れてたら大丈夫でしょ」





「うん わかった」










夜はすき焼きを食べに行った
本当に美味しかった



ホテルのBARでお酒を飲んで部屋に戻った


少しほろ酔いのヌナは頬も赤らんでいる




「ミンギュ 先にお風呂入ってもいい?」




Mg「いいけど 大丈夫なの」




「平気よ」





ヌナが出てくるまで待っていると
バスローブ姿で出てきた


「ごめんね 入っても大丈夫よ」



Mg「あぁ うん」



どう考えても今の僕には毒でしかない
無になるんだ キム・ミンギュ






疲れてたのかバスローブのままベッドに
横になっていた



Mg「ヌナ 風邪ひくよ」



「ふぁ ミン ギュ」



Mg「ヌナ ダメだよ」


寝惚けてるのかピッタリとくっついてきて
離れない



僕を見つめてる瞳から涙が……



Mg「気分でも悪いの?」



「ううん ごめんね

もう 遅いから寝ようか」




Mg「うん」




くっつかないようお互い背を向けて
離れてベッド上に寝る
傍にいるだけで心臓は高鳴る




眠れず目が冴える一方






Mg「ミファヌナ 泣いてるの?」



「……………」




Mg「やっぱり 具合悪いんじゃ………」



「…………ミンギュ」




プツンと糸が途切れたようだった
ミファヌナを抱きしめる


離れようとするヌナを離さなかった




「ダメ 離して」



Mg「じゃあ なんで泣いてるの?

教えてくれるまで離さない」




「いいから 離してってばッ」



Mg「好きな人が泣いてるのに僕は
なにもできないの?


………僕は ミファヌナを愛してる」



伝えるつもりはなかった
1度言葉にしてしまえば止まらない



「私はウォヌを愛してるの

だから気持ちには答えられない
ごめんね」




Mg「だったら最初で最後のお願い聞いて」

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作者名:mifa | 作成日時:2022年4月17日 15時

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