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片想い 14 ページ14

『うわぁ 悪女といえど
美人だね』




『そうだね 憎たらしいくらい
キレイな人』



『ハユン 相変わらず性格悪いね

そんなに嫌い? イ・ミファ』




『昔から大嫌いなんだ
少しキレイだからといって
チヤホヤされる

悪女と言われようが世の男は
あの人に会うと惚れるらしい』




『あんた まだ憎んでるの
逆恨みもいいところだわ

片想いの相手が 悪女を好きだった
んでしょ』



『その性格直さないと今の彼氏に
いつかは本性バレて振られるわよ』




『その辺は抜かりないって
彼は私に惚れてるし
ちゃあんと 猫被ってるから』




何されたわけではないが
イ・ミファみたいな女が大嫌い


自分でもいつまでも憎しみ抱き続けること
はバカらしいと思ってる



つい 友人の前でああは言ったもの
薄れかけてるんだよね


ミンギュのおかげで




Mg「あの 大丈夫ですか?」



『大丈夫です』


朝から体調があまりよくなかった私は
荷物を運ぶ途中座りこんでしまった


ミンギュは僕が持つのでどこまで運べば
いいですかと


私より20cm以上高い大きな背中を追いかけ
ながら会議室まで運んでくれた



『あ ありがとうございます』



Mg「これ よかったら飲んでください
それと 体調悪い時はあまり無理
せず 休めるなら休んだほうが
いいですよ」




SEVENTEENのキム・ミンギュ
その時はじめて気づいた


一目惚れだったと思う
それから偶然の偶然が重なり
会う度に話たりしていた



気づけば私から告白していて



Mg「僕から言おうと思ってたのに

ハユンヌナ
僕と付き合ってくれませんか」




あの日のことは一生忘れない


なのに……事務所は私と付き合うことに
条件を突きつけてきた



渋々了承したが
両親につい彼氏がいると話してしまい
紹介しろとせがまれた
私のこと好きならこれくらいはと思うも
違った………




話し合って納得したフリをしている

私が今悩みに悩んでるのはまだキス
どまり
それ以上を望むと私が大切だから
ごめんねと


いい歳した男がなに言ってんだ
私は既成事実をつくりたいの
ガードが固すぎよ



あれ ミンギュだ
でもメンバーもいるから



私の横を通り過ぎた悪女



Mg「ミファヌナ」



Mh「ヌナ 撮影終わったの」


Sm「ミファヌナ 今日もキレイ」




私に気づいてるよね
どうして イ・ミファに声かけるの?



「ふふっ お疲れ様」


私の場所に悪女は自然と入っていった

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作者名:mifa | 作成日時:2022年4月17日 15時

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