もつれた歯車 ページ23
ヌナの元旦那が気になり
悪いと思ったが跡をつけた
DJ「足 どうしたんだ？」
「ちょっとね それで 話は？」
ヌナ 余程話したくないのかな
DJ「サランのことなんだけど」
「ごめんなさい 今更サランさんの
ことなんて 聞きたくもない
私 帰るね さようなら」
DJ「待って ミファ
俺は サランとは1度も身体の関係は
なかった」
浮気してたってこと？
「そう 例え事実だったとしても
幸せだった時には戻れない
私がこの2年間 どれだけ辛かったか
わかる？
夫婦なのに会話もない
作ったご飯も食べてもらえない
帰りが遅くなる日は必ず香水の匂いを
つけて帰ってきてた
その後 必ず 私を抱くんだものね
虚しくなったの もう嫌だと
だからオッパとは別れたの
私を愛してるならどうして浮気なんか
したの
さようなら もう話すことなんて
ないから次会っても話かけてこないで」
DJ「愛してたから ミファを傷つけたく
なかったから‥‥‥俺はサランの
要求をのんだんだ」
傷つけたくなかった？要求をのむ？
「なに 要求をのむって」
DJ「サランとは……
昔 好きだ 愛してると言ってくれてて
だけど 俺は好きになることはなかった
友達の妹としか見れなかった
ミファと結婚して1年が過ぎようとした
時 偶然サランと数年振りに再会した
その時言われたのが
“私の彼をオッパの奥さんが盗ろうと
している 私このままだと奥さんに
なにするかわからない
だからオッパ 私の気が済むまで
相手して“
俺が なぜサランとなぜ付き合わな
かったのか異常なまでの嫉妬心 束縛
妄想癖 兄である友人にも手に負えない
くらいのかなりヤバイ性格
本当に やりかねないと思った俺は
サランの言うことを聞くことにした
但し 身体関係は一切しないことを
サランに伝えた
かなり渋ってたが 最後は頷いたよ
いつも帰りが遅かったのはサランの
彼がいつかは自分からなくなるのでは
ないのかという不安や愚痴を聞いていた
彼の前では本来の自分を見せてなかった
んだろう」
「守るため？ 結局守れてなかった
今日はもう話も聞きたくない」
DJ「ミファ また 今度ゆっくり話そう」
色々と衝撃すぎて ヌナ……
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作者名：mifa | 作成日時：2021年10月18日 17時
