原石の若紫の君【男主】 (ページ23)

今日:81 hit、昨日:270 hit、合計:40,442 hit

・ページ23

・

『10年前に芸能の仕事以外でバイトやってた事があるって話で…』

「「「えーーーー！！！！」」」

『………そんなに？』

世の高校生がバイトしてたって話は別に普通だし、
eight兄さんとかも昔はバイトしていたって話聞いたことあるからそこまで驚くことでもないでしょ。

高校の時は、"子供が就職するまでのお金は親が出すものだ"っていう親の方針から、一人暮らししてたけど家賃等は全部親が出してくれてお金に困ってたわけではないし、eight兄さん達とは違うかもしれないけど。

当時は仕事が無さすぎて、
せっかく東京に出てきたのに家にいることが多すぎて暇。
と、大きい仕事が決まるまでの期間にバイトをしていた。

北「え、ちなみに何やってたの？」

『んー、色々やったけど…。1番良かったのは新聞配達かな。』

ジ「新聞配達…っ、Ahahaha！！なんか面白いね。」

まぁ当時はJr.のレッスンとか学校とかがあったし、
その時間に被らないバイトって考えたら
ちょっと朝が早いけど朝刊の配達が1番やりやすかった。

『ちゃんと朝早く起きて朝刊配ってた。』

慎「あーーっ！！だから高校の時授業中寝てたのか！！！」

髙「うるさ笑」

京「え、そういうこと？」

『うん。』

授業中の居眠りはバイトのせいだけじゃないと思うけどバイトのせいに出来るならそうしとこう、笑

ジ「でもさ、バイト先の人も今テレビとか見てびっくりしてるだろうね笑」

京「たしかに。」

『あ、でも新聞配達のバイト先の人には芸能界目指してるって話してたから応援してくれてたよ。

まぁ、まさかジャニーズだとは思ってなかったと思うけど。』

髙「芸能界 "目指してる" 。って言ったんだ」

仕事なんかほぼしてなかったし、
目指してるって表現でも間違ってないと思うけど、笑

でもテレビとか新聞を見てびっくりしてくれてたら嬉しいよね。

『だから辞める時も正直に "芸能の仕事がもらえたのでやめます。 " って言って辞めてきた。』

北「それって普通に "あー、そうなんだ。頑張って" って感じになるの？」

『うん。 "またなんかあったら帰っておいで "って言われた。』

慎「へぇ、そんな感じなんだ。すごいね。」

樹「な、俺ら未知の世界だもんな。」

…なんか今日よく仕事したなって思った今日この頃。