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ありえへん。俺が流星さんを好きなんて。
俺は、俺は…
「言うたやんか！俺は流星さんとともくんの幸せのために手伝ってるって！好きになるなんてありえへん！」
2人の幸せが俺の幸せ
2人の幸せのために俺はずっと手伝ってた
好きになるなんてない。好きになったらあかん。
そうや。ありえへん。そんなんありえへんねん。
「な？前にも言うたやろ？笑 ないない笑 ありえへんねん笑」
必死に笑顔を作っても俺の頬を涙が伝う
なんでやねん。なんで涙が溢れてくんねん。
赤「小瀧…」
「なにっ…泣」
赤「小瀧！！」
「なn…！！！」
何度も呼ばれる名前に顔を上げると
赤「……」
俺の視界いっぱいにしげの顔が
唇には暖かくて柔らかい感触
"キスされてる"
そう気づくのに時間なんてかからんかった
"ちゅっ"という小さなリップ音と共に離れた唇
俺は自分の唇に手を当てる
どうして…なんでキスしたん…
赤「どうや？」
「は…？」
赤「俺にキスされてどんな気分や？」
どんな気分って…
俺の頭はファーストキスを奪われたってことと、その相手がしげやっていうのを整理することで精一杯で
どんな気分なんてこと考えてる場合ちゃうねん
赤「嬉しいか？悲しいか？殴りたくなったか？それとも…」
しげはそこまで言うと、一度言葉を飲み込む
でもすぐに口を開いて
赤「俺やなくて、あのお父さんにされたかったって…そう思ったか？」
泣きそうなしげの顔に胸がギュッと締め付けられる
俺がこんな顔にさせてるんや
そう思うと同時に、何度か見てきたこの顔にこれまでの日々を思い出す
流星さんの話をして俺は何度もしげを傷つけてきた
今だけやない。何度もや。
俺はずっと流星さんを好きやないと言い張ってきたけど
もう一度自分の唇に触れると浮かぶ顔
それは流星さんの顔で
「っ…」
俺のファーストキス
奪ってほしかった。もらってほしかった。
しげやなくて、流星さんに…
ファーストキスの相手は流星さんがよかった
そう思ってる自分に、やっと…やっと気付かされるんや
"俺は流星さんのことが好き"
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まかろん(プロフ) - カドケシさん» コメントありがとうございます！青桃の癒しをお届けできて嬉しいです😭 (6月24日 23時) (
レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
枸杞(プロフ) - 凸は最高すぎ案件です！！いつの間にかの四角関係やばいですね！ (6月24日 23時) (レス) id: 0971bc0638 (このIDを非表示/違反報告)
カドケシ(プロフ) - こんばんは。今はまかろんさんの書かれているツインが毎日の癒しです！更新楽しみにしてます！ (6月20日 0時) (レス) @page44 id: 114bd2b286 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - 枸杞さん» 赤さんと桃さんにも注目ですし、青さんと赤さんのライバル関係にも注目です！！喫茶店には青さんを狙う女性もいるので波乱の嵐です…！！ (6月17日 20時) (レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - 枸杞さん» 緑くんを間に挟んで手を繋いでたイメージなのでさすがに恋人繋ぎにはできなかったです笑 でも凸の青桃最高すぎましたよね！！ (6月17日 20時) (レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかろん
| 作成日時：2023年6月14日 13時
