私の家 ページ3
主人公サイド
ロビーに入ると
｢普通のファミリーマンションなんで、静かにして下さいよ？バレたら、どうにも対処出来ませんから｣
と言い3台のエレベーターにそれぞれが乗り込む。
家に入ると、｢お酒は？｣と言うメンツに缶ビールを渡す。
つまみも、さっき買って来たのを渡す。
台所で1人で動く私は、
｢チーズケーキいる？｣と聞くと
｢えっ？｣と驚くメンバー。
｢私の幼い頃からの好物なんです。いらないなら、自分で2日に渡って食べるので｣とイジケながら言う私に、、、
嵐から3人、関ジャニ∞から2人が手を上げた。
｢弟のあの写真は？親父は、あれだろう？｣と聞くMJに
｢そうですよ。弟の部屋って言っても、物置部屋で すが。
｢そんなに、お父さん、弟が凄いん？｣と言う村上さんに、
｢野球好きなら、見ます？それに野球好きの相葉さんに聞いたら、どうです？｣とその時の悔しかった気持ちが高ぶり強気で口にする私に
｢お前も観にけたの？｣ってMJに言われて、ケーキを切りながら、フラッシュバックして目の前が涙で滲み、台所でしゃがみ込んでしまう
少し落ちた頃に、振り切って、話し出す。
泣かない様に、上を向いて目を閉じながら、
｢行けてませんよ、、、リラクのサービス業の仕事だったし、悲しいけど仲間外れにされた気分でしたよ。毎日のように、夜勤で仕事なのに連絡来て.家に帰っても1人だし、練習相手になってくれる人もいない状況で、周りと比べられてでしたから。甲子園終わり頃に家出して、ニートやって、エステやって、軽作業やって、保育園やって今なんですけど、今が1番幸せです。｣と無理矢理笑って言う私に、
いつの間にか側にいた章大さんが『頑張って来れたなぁ』
と言うと涙が出て止まらなくなる
｢そう言ってくれてありがとうございます。
もう、親達の意見を聞く事を諦めたので、自分が出来る事、配慮して貰える事を見極めて安定就労が出来る所を探すのが、今の目標なんです。お金が少なければ副業して和裁や着付けをしようと思ってます。｣と言う私に
｢なぁ、それ俺等の衣装にならない？｣なんて言い出す、MJに目を向ける章ちゃん。
｢えっ、まだ習ってもいないから、なんとも言えないけど、出来る様になって、見せられる様な物だったら、是非。｣と言う私
相葉さんやリーダーが食べ終わっているから、
｢良かった、食べて貰えて。まだありますよ？」と言う私に、口の中に入ったまま喜んでくれる
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作者名：8→1音 | 作成日時：2021年1月20日 18時
