星章短編集part3 (ページ42)

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早乙女聖也【悩み】ページ42

‐設定‐
A:星章学園一般生徒
早乙女:星章学園サッカー部、Aと同じクラス

‐早乙女視点‐

青信号に代わり横断歩道を渡ろうとした

でも

信号を無視するかのように突っ込んでくるトラック

僕の体は動かなくなってしまった。

トラックのクラクションが鳴る

ｶﾞｼｯ

右腕を掴まれる

歩道に倒れ混む

A「あのトラックバカじゃないの…

あ、大丈夫？腕痛かったよね？」

早乙女「あ」

A「早乙女くんでしょ？」

早乙女「うん」

A「怪我はない？」

早乙女「無い…ありがとう

助けてくれて

君こそ怪我はない？」

A「ないよ！」

早乙女「僕…体が動かなくなっちゃって…」

A「急の事だから…

あ、家まで送ろうか？」

早乙女「大丈夫」

A「そっか

気を付けて帰ってね」

早乙女「うん」

その日から僕と日向川さんは学校でもよく話す仲になった。

と、言うか

本人曰く

A「なんか早乙女くんを一人にしておくと何かをしら起きるかも知れないから」

早乙女「心配性なんだから」

A「心配性なのは、早乙女くんが……

やっぱり何でもない」

早乙女「？」

その続きの言葉は…

まだ本人しか知らない。