検索窓
今日:14 hit、昨日:4 hit、合計:14,649 hit

17 ページ17

K side

次の日、藤ヶ谷は俺のために仕事を休んでずっとそばにいてくれた。

さすがに本当に迷惑を掛けたくないと言ったのだが、もうそれは禁句ねと言われ、言いくるめられてしまった。





F「うどんとかなら食べられそう?」


K「うん…ありがと、藤ヶ谷」


F「また出来たら持ってくるな」




藤ヶ谷が持ってきてくれたうどんはとても優しい味がした。
それを食べてまた泣きそうになってくる。



いつも風邪を引いたときはひとりで静かに耐えていたから。苦しくてもひとりずっと耐えていた。


でも今は、藤ヶ谷がいて心配してくれている。


ずっとそばにいてくれて、看病してくれて、嬉しかった。すごく、すごく。



今までに感じたことのないあたたかい気持ちにつつまれた。

18→←16



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
60人がお気に入り
設定タグ:藤北 , FK
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あかつき。 | 作成日時:2023年5月31日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。