番外編2:英傑たち ページ13
ハイラル王「戦士たちよ
命を賭した任を引き受け、今日この場に集ってくれたこと感謝する
そなたたちをハイラルの英傑に任じ、その衣を与えよう
その青は我が王家の象徴とされてきた由緒正しき色である
そして、それを仕立てたは…我が娘ゼルダ
ゼルダよ、王家の姫に受け継がれてきた任を全うせよ
英傑たちの長となり、このハイラルを厄災の脅威から護り抜くのだ」
ダルケル「やっぱり堅苦しいのは向いてねぇな」
リーバル「ﾌｯ
これがシーカーストーンね」
ゼルダ「それには様々な機能が備わっている筈なんですが、残念ながら、まだ殆ど解明できていなくて」
ウルボザ「この前御ひい様に見せてもらったんだけどさ、それ本物みたいな絵が作れるんだよ」
ミファー「すごい
見てみたいな
姫さま…あの
お願いしてもいいかな？」
？「うん、じゃあその辺で写そうか
みんな、シーカーストーン見て
ダルケルもうちょっと屈めない？あんたただでさえデカイんだから」
ダルケル「お、おう」
？「表情暗いよ姫さま
もっと笑って
リーバル、もっとこっち寄って」
リーバル「やれやれ」
？「ミファー緊張し過ぎ、深呼吸してごらん」
ミファー「はぃ」
？「じゃあ写すよ、みんなこっち向いて
笑って
チェッキー♪」
ｶｼｬｯ
それから数ヶ月
A「……」
ハイラル城の図書館で見つけた本
勇者の伝説と言うのがあった
A「これは…
リンクが持ってる退魔の剣と似てる…と言うより退魔の剣」
ハイラル王「何をしている」
A「ハイラル王様」
ハイラル王「それは」
A「ガノンのことを知ろうと図書館へ」
ハイラル王「そうか」
A「あの
退魔の剣をもつ勇者って昔にもいたんですか？」
ハイラル王「いたさ」
A「…」
ハイラル王「この男」
A「この人が？」
ハイラル王「君の叔父だ」
A「私の叔父？
天空の島・スカイロフトで生まれ育った青年。地上に落ちて行方不明となった幼なじみを捜すべく自身も地上に降り立ち、冒険に出る」
ハイラル王「詳しいことはワシにもわからん」
A「そうですか
ありがとうございます」
私はその日を境に毎日図書館に通った
リンク「こんなところで何してるんだ？」
A「あ、リンク
調べものだよ」
リンク「姫といい、Aといい」
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作者名：ひばり | 作成日時：2018年5月7日 12時
