稲妻学園～青春を君と～ (ページ7)

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4話-下校ページ7

A「灰崎くん、だったよね？」

灰崎「ああ

お前…名前何て言うんだよ」

A「え

もしかして、それだけのために私を待ってたの？」

灰崎「悪いかよ」

ﾌﾟｲとあっちを向いてしまう灰崎

灰崎「さっきはピンクの女に邪魔されたからな」

A「さくらのこと？」

灰崎「名前何て知らねぇよ」

A「私は日向川A。

それで、ピンクの子は「そっちは聞いてねぇ」あ、うん」

灰崎「A…。」ﾎﾞｿｯ

A「？」

灰崎「…ん

家まで送る」

A「え、大丈夫！大丈夫！」

灰崎「うるせえ！黙って送られてろ！」

A「は…はい!!」『怖い～！』

灰崎に家まで送ってもらったA

家の前に来た途端、一切しゃべらなかった灰崎が口を開いた

灰崎「お前…好きな奴とかいんのかよ」

A「え

居ないけど」

灰崎「そっ

んじゃあな」

A「またね、灰崎くん」

振り向かず手を振り替えす灰崎

A「灰崎くん、見た目によらずいい子なのかも」ﾎﾞｿｯ

1日目終了