10話-衝突 ページ13
体育の授業を終えたB組は教室に戻って行く
A「ううっ」
瀬戸「どうかしたか？」
A「トイレ」
山菜「それなら、ここまっすぐ行ったところ」
A「ありがとう！」
Aは山菜に言われた通りの方向に走って行った
ﾄﾞﾝｯ
角から出てきた少年とぶつかってしまった。
バダップ「む…」
A「ご…ごめんなさい！ごめんなさい！
お詫びはあとで！」
と、バダップの横を通り過ぎて行った
バダップ「なんなんだ、あいつは」
Aは女子トイレに駆け込んでセーフだった
A「はぁ
すっきりした〜」
バダップ「…おい」
A「出たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」
バダップ「私は幽霊か何かか」
A「あ、さっきの」
バダップ「お前、2年の日向川だな？」
A「え
はい」
バダップ「…」ｼﾞｯｰ
バダップはAに顔を近づける
バダップ「綺麗な顔をしているな」
A「へ？」
ｷｰﾝｺﾝｶﾝｺﾝ
A「わ！授業始まる！
あの、また」
バダップ「…ああ
騒がしいやつだな」
2年B組教室
A「間に合った〜」
緑川「速く座らないと遅刻扱いになるよ」
A「あ、うん」
先生が来る前に着席でき、遅刻扱いにはなかなかった。
無事六時間目も終了
A「1日長かった〜」
光良「ねぇ〜」
A「えっと、光良くん」
光良「日向川んちって、○○の方？」
A「うん」
光良「だったら、一緒に帰ろう」
ｸﾞｲｯと返事もしてないのに一緒帰ることになってしまった
A「え、ちょ」
光良「俺さ、後輩と来てたんだけどさ
1年て、5時間授業で終わりでさ
一人で帰るのもあれだし、日向川誘った」
A「へぇ」
光良「俺のこと、警戒してる？」
A「え」
光良「してるね」
A「話したことないから」
光良「気軽に夜桜って呼んで
日向川って、下の名前Aだったよな？
俺もAって呼ぶから」
A「あ、うん」
光良「夜桜って呼んで」
A「夜桜くん」
光良「まあいいか
ほら、帰ろう」
A「うん」
Aは光良に家まで送ってもらった。
2日目終了
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作者名：ひばり x他2人 | 作成日時：2019年1月18日 17時
