7話【試合型練習】 ページ9
韓国戦まであと一週間
円堂は一人特訓に励んでいた。
A「風神雷神じゃ世界には通用しないのかな…。」
風丸「どうした円堂
お前らしくないな、悩むなんて」
鬼道「ああ、悩まないで突き進むのが円堂なのにな」
A「……え」
豪炎寺「大丈夫だ円堂
お前の実力は俺たちも評価している。
だが、確かに今のままの風神雷神ではアジア予選で通用するか、悩みところだな」
A「クラリオに私の風神雷神は全然敵わなかった。」
風丸「でも、円堂ならやれる
そうだろ？」
A「よし！
韓国戦まで特訓だ！」
風丸「手伝うぜ」
A「ありがとう！」
・
・
次の日の朝のこと
A「ﾑﾆｬﾑﾆｬ」
木野「Aちゃん、Aちゃん
練習遅れるよ」
A「ああああ！
忘れてた！」
木野「全く…Aちゃんたら」
in場内グラウンド
A「すみません！寝坊しました！」
趙「大丈夫です！
まだ数名来ていませんから」
鬼道「まだ剛陣と砂木沼が来ていないんだ」
A「そうなんだ」
趙「では、本日の練習メニューを発表します。」
午前中は監督の決めた練習メニューをこなし、昼食を取り午後は自主練
監督の決めたメニュー、9対9の試合系練習をした。
寝坊した砂木沼と剛陣も合流し、練習が開始された。
趙「砂木沼くんはDFとして入ってくださいねー」
砂木沼「ディ…フェンダーだと」
趙「キーパーはAさんと西蔭くんにお任せします」
A「はい！」
西蔭「わかりました」
大谷「なんだかワクワクしますね！」
神門「はい
はじめての試合形練習ですからね」
趙「負けたチームはペナルティありですからね〜」
ピー
笛の音と共に試合が始まる
【Aチーム】
FW:灰崎・剛陣
MF:鬼道・一星・氷浦
DF:砂木沼・岩戸・風丸
GK:円堂
【Bチーム】
FW:吉良・豪炎寺
MF:基山・稲森・不動
DF:吹雪・坂野上・万作
GK:西蔭
Bチームのキックオフで試合開始
灰崎「行かせねぇよ！」
灰崎がスライディングを仕掛ける
吉良「ﾊｯ
そんなの喰らうかよ！」
灰崎「ｸｿｯ！」
基山「ヒロト！」
吉良「ああ」
ヒロトは後ろにパスをし、タツヤにボールを預け攻め上がる
A「来い！」
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作者名：ひばり | 作成日時：2019年2月25日 23時
