妹を紹介します#4 (ページ6)

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LY「良い先輩みたいで良かったね。」

『そうですね、いつも感謝してます。入社当時からお世話になりっぱなしで…』

SH「Aちゃんのこと可愛がってもらえているみたいだし、ギョンスも安心だろう？」

「まぁ…別の意味で安心できませんけど。それでもAが頼る先が近くにいるんだと思えばとりあえず安心です。」

『うん？何か心配なことあった？』

「…Aは知らなくて良いよ。じゃあ、僕らも帰るね。今日はありがとう。」

片付けも終わったし、
なんだかんだ言ってやっぱり疲労感はあるから早くお風呂に入って、ベッドで横になりたい気分。

SE「えぇ！？もう帰るんですか？もう少しお話ししましょうよ！」

JD「俺たちも明日早いんだから今日はもうお開きにしよう？セフナ。」

『そうだ。ギョンちゃん明日早朝から撮影じゃなかった？わぁ～早く帰って寝なきゃ！』

そうだよ。
明日朝一で撮影だってスケジュールに書いてあったの忘れてた。
のんびりみんなと久しぶりにお話しするのも良いけど、そのせいでお仕事に変な影響与えるの嫌だし、何より健康第一！

『セフナ、また今度お話ししようね？じゃあ、みんなありがとう。お休みなさい。』

後ろでまだ不平を言うビーグルとセフナを置いて、私たちは自分たちの家へと帰った。

『ギョンちゃんも今日は本当にありがとう。』

「兄として妹がお世話になってる人に挨拶しただけだよ。」

『ふふふ。うんそうだね。』

「何笑ってるの？」

『ううん。何でもない。』

心配性で過保護な我が家の兄たち。
私のこと心配してくれてたのはよく分かっているのに、素直じゃないね。

「でも、会社でもそれなりに上手くいっているみたいで安心した。」

『そんなに心配しなくても何とかなってるよ。』

「大きくなったね、Aも。」

『あははは…何それ(笑)私たち双子なんだからギョンちゃんも一緒でしょ？』

「そうだけど…」

『変なギョンちゃん。』

ギョンちゃんが大人になれば、
私だって同じように成長するんだから。
でも、ギョンちゃんは私を置いてどんどん大人の魅力を纏って行くけどね…
そこだけ本当に狡い。