妹を紹介します#4 (ページ37)

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ギョンちゃんと挨拶回りに行き、
ちょっと飲み物休憩を挟んでから再びプールへ。

「毎回失敗するんだから無難なもの選びなよ。」

『ギョンちゃんがいるから大丈夫！』

そう。
結局私はギョンちゃんの読み通りにここでしか飲めないって言う飲み物を買い、そして口に合わないからとギョンちゃんの紅茶を貰いました。

だって、
"限定"とか買いてあると気になるじゃない？

「……僕がいなくなったらどうする気？」

『えっ！？ヤダ！！ダメ！』

「ちょっと。もしもの話でしょ。離れてよ。」

SE「だからズルイですってば！ヌナ！俺にもぎゅーってして良いんですよ。」

XI「あははは…」

ギョンちゃんの腕にしがみついていたら、
両腕を広げたセフン。

それを見て笑うミンソクオッパ。

そして呆れているギョンちゃん。

うん、今日も平和だ。

「そんな事どうでも良いから、歩き難いから離して。ほら、こうすれば良いでしょ。」

SE「じゃあ、こっちは俺とね？さぁ、次行きましょう！」

反射的にしがみついていたギョンちゃんの腕から、スーッと手を繋ぐように移動させられると、すかさず反対の手をセフンに繋がれた。

「っで、どこ行くって？」

『一旦波のやつ行こう？』

XI「じゃあ、こっちだね。」

ミンソクオッパが私たちの一歩手前を歩いて道案内。

何だか学校の先生みたい。
私たち生徒を引率してくれる先生。

「ヒョンは、保育士さんになりたかったらしいから、あながち間違いではないかもね。」

『そうなんだ。』

そんな会話をギョンちゃんとしていると、
反対側から視線を感じる。

『ん？どうしたの？疲れた？』

SE「いえ…今日のAヌナは一段と可愛いなって思ってただけです///」

『あ…うん。ありがとう。セフンは綺麗な体格だね。広い肩幅に、程よい筋肉。ね、ギョンちゃん。』

「それは僕に対する嫌味？悪かったね、肩幅狭くて。」

『ギョンちゃんも最近ジム通いしてて、良いよ！でも前の方が抱き心地良かった…』

「言葉のチョイス…誤解されるから気を付けなさい。」

前はもっとお肉ついてて、
ぎゅーってした時にちょうど良かったのに、撮影のためにって通い始めたジムのせいで、どんどん筋肉質に…
ポニョっとしてる方が好きだったなぁ。