妹を紹介します#4 (ページ33)

今日:18 hit、昨日:10 hit、合計:347,387 hit

26-4 ページ33

怖いのなんて最初だけ。
いざ滑り始めたらもうとても楽しい！

振り落とされることはないらしいけど、
一応浮き輪に取っ手が付いている。
それを握ると上からギョンちゃんが包むように私の手ごと取っ手を掴む。

「これで怖くないし、手が離れることないから安心でしょ？」

『そう言うギョンちゃんが怖いんでしょ？でも良いよ、私の手握ってても。』

「…振り落とすよ。」

CY「ギョンスヤ…俺の手も握っててよ…」

「…。」

CY「はい、すみません。無言の圧力…」

SE「ヌナ？ヌナのことは俺が守るから大丈夫です。」

そんなことを言っていた直後。
私よりも大きな声で騒いでいたのは言うまでもない。

CY「思った以上のスピードだった…」

SE「喉痛い…」

『楽しかった！あとでもう一回乗ろう？』

CY，SE「……。」

「A。」

『？？…ありがとう。』

騒いで乱れた前髪をささっと直してくれるギョンちゃん。
私も…
って思ったけど、
ギョンちゃんの髪なかったね。

「あるから。短いだけだから。」

『えへへ…』

LY「あ、Aちゃんたちここにいたんだね。」

JD「あれ？チャニョルたちもいるじゃん。」

『あれ乗ったの！楽しかったね、ギョンちゃん？』

「まぁ…」

JD「あはは。ギョンスは楽しくなかったぽいな。後ろの2人はもう二度と乗りたくない感じ？」

LY「じゃあ、あとでオッパと乗ろうか？」

『本当？わぁーい。ありがとうございます。』

「…イーシニヒョンなら良いか。僕は下で待つよ。」

ギョンちゃんが一緒じゃないのはアレだけど、もう一回乗れるの確定したのは嬉しい。

JD「みんなはもうご飯食べた？」

CY「うん？もうそんな時間？」

JD「俺たちも今から食べに行くところだし、一緒に食べる？」

ギョンちゃんがスッと私を見る。
これは私にどうしたいのか聞いている感じだね。
私もギョンちゃんを見て小さく頷く。

「2人だけ？他の人は？」

LY「僕らもジュンミョナたちと合流するとこだよ。さぁ、行こう。」