妹を紹介します#4 (ページ26)

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何もしなくても汗が出る今日。
私は高校時代の友だちと久しぶり会い、最近オープンしたショッピングモールへ来た。

ミナ「本当、会うの何年ぶり？」

『就職前に会ったきりだから、2年くらい？』

ミナ「そっか。でもAとは連絡は取ってたし、双子兄はテレビとかでよく見るから、何か久しぶりな感じあまりしないかも。」

双子だからね。
テレビを見ていたら、
私と同じ顔がいるわけで…

ミナ「っで？今日は何買うの？」

『うんっと…あの…水着…』

この間、
日本旅行から帰国したギョンちゃん。
帰国後はまた目苦しく忙しい毎日で、
ゆっくりお話する時間もなかなか取れずにいた私は、当然拗ねるわけで…

だって！
日本旅行の話も聞きたかったし、
友だち少ないから話す相手もいないんだもん！

そんなある日、
いつもより少しだけ時間ができ、
久々にギョンちゃんと一緒に晩ご飯を食べていた。

BK「あ、そういえばAちゃんって泳げる？」

当然のように我が家で食べていたベクが、
いきなりそんなことを聞いて来た。

隣にいたギョンちゃんはそれを聞いて、
ゴホゴホとむせている。

『泳げるけど…なんで？』

「おい、やめろ。」

BK「何で？良いじゃん。あのね、事務所で暑中見舞いじゃないけど、ウォーターパークを貸し切ってパーティーするんだって。友だちとか連れて来ても良いよって言ってたから、せっかくならAちゃんもどうかな？と思って。」

ギョンちゃんは私を連れて行くのを嫌がってたみたいで、最後まで反対してたけど、プールなんてもう何年も行ってないし、ギョンちゃんとも一緒に行けるならと思い、二つ返事で行くことにした私。

それからは悪あがきでダイエットを始め、
ミンソクオッパについてジム通い。
マンションに併設されている、
私には縁遠いと思っていたエステにも行った。

そんなことしているうちに、
肝心なものがないことに気が付いた3日前。

ミナ「それで、タイミング良く連絡の来た私に買い物お願いしたんだ？」

『はい。だって、自分じゃ良くわからないんだもん。流行りとか詳しいでしょ、ミナ。』

ミナ「まぁ、ファッション好きだからね。とりあえず色々見てみよう？気に入ったのあれば、一先ず試着！良いね？」

『了解しました！ありがとう！』