妹を紹介します#4 (ページ3)

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要注意人物…

以前ギョンスヒョンが言っていた、
Aヌナの会社の先輩が今俺の目の前にいる。

外見だけだったら俺だって負けてないはずだけど、大人の男性の魅力というか、そう言う抱擁力が俺にはまだ足りない…

でも！
俺だってヌナの事は大事なんだから、
絶対負けたくない！

俺のそんな気持ちも知らず、
Aヌナはイーシンヒョンと仲良くお話中。
中国での仕事が終わり、
韓国に帰って来るたびに見る光景。

俺は二人にそっと近づき、
当たり前のようにヌナの隣に座る。
5人は座れるサイズのソファーだけど、
そんなのは無視してピッタリと密着。

…ヌナの良い匂いがする…

ピッタリと密着しているのに、
ヌナはヒョンの話に夢中でこっちを見ようともしない。
代わりに目の前で質問責めにされているジュンソさんが、俺のことをジッと見る。

ヌナと一緒にいる時間は確かに俺の方が遥かに少ない。
でも、
ヌナを思う気待ちは誰にも負けませんから！

そんな思いを込めて、
俺もジュンソさんを見返した。

KI「セフナ見過ぎ。」

ジュンソさんと無言の攻防を続けていると、ジョンイ二ヒョンに注意された。

SE「あの人が今俺にとって最大のライバルだから仕方がない。」

末っ子の特権。

甘えるを俺は使う。

スッとヌナの腕に俺の腕を絡ませ、
ヌナの肩に頭を乗せた。

あの人には出来ないであろう事を目の前でする俺は、まだまだ大人になれていないな。

『うん？セフナ？眠たいの？』

SE「違う。こうしたかっただけ。」

『ふふふ。セフナは甘えん坊ですね。』

SE「…Aヌナ限定でね。」

幼い子供をあやすように、
頭を優しく撫でてくれるヌナ。

もうこれだけで、
ここ最近の仕事の疲れやストレスは飛んで行った。