妹を紹介します#4 (ページ18)

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SE「ねぇ。何でそこ座ってるの。」

JD「荷物がいっぱいだからって言っただろ？数分くらい良いじゃん。」

ジョンデと一緒に車まで笑いながら歩いてて、そのまま考えなしで助手席に座ったのが悪かった。

後から来たセフンのあの表情はきっと忘れないだろう…

文句言いながら車に乗り、
動き出した今でもずっとブツブツ言っている。

LY「ジョンデ…」

JD「何？ヒョン。」

LY「疲れたでしょ？運転代わろうか？」

JD「…いや。大丈夫。もう着くし。」

LY「ふぅ～ん。」

怖い…
オッパのその"ふぅ～ん"が怖い…
さっきまでのほのぼのした雰囲気どこへ行ったの？

若干ピリピリした雰囲気の中、
駐車場へと到着。
到着するや否や、
飛び出すように車を降りたセフンは、
壊れるのではないかって思うくらいの勢いで私の乗っている助手席のドアを開けた。

SE「はい、ヌナ。頭気を付けてくださいね。」

『う、うん。ありがとう。』

JD「おい、セフナ。車壊すなよ！？」

LY「Aちゃんの家が先だよね？早く乗って～閉めちゃうよ～」

JD「いや、ヒョン。エレベーターも良いけど、荷物持ってくれないの？」

重いよね、やっぱり。
飲み物結構買っちゃったし、
お肉とかたくさんあるし…

『ジョンデ、どれか持つよ。貸して。』

JD「あ。Aちゃんは良いよ持たなくて。こういうのは男に任せておけば良いの。ってことで、はい、これ持ってセフナ。」

SE「…仕方ないですね。イーシンヒョン待ってますし、早く行きましょ。」

LY「Aちゃん手出して。」

エレベーターに乗ると、
オッパがそんな事を言った。

わけも分からず、
とりあえず言われた通りオッパに手を差し出すと、サッとオッパの手が重なった。

LY「Aちゃんは、オッパと手を繋いでいようね。」

SE「ヒョン！」

LY「オッパという荷物を持ってるんですよ。ねぇ？」

『いや、あの…えっ？』

LY「ふふふふ…」

右手にはいつの間にかジョンデが持っていた買い物袋が1つ、左手には私の右手が重なっている。

うぅ…
ギョンちゃん助けて！