妹を紹介します#4 (ページ13)

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SE「ヌナ…」

『うん？どうしたの、セフナ。』

ギョンちゃんのおかげで静かになった私のテーブル。
やっと美味しいご飯にたどり着けます！

みんなに会って変に注目を浴びて、
さらに色々と疲れたけど、
こうやってたくさんの種類のメニューが食べられるのは良かったかもしれない。

そんなふうに思っていると、
セフンが小声で話しかけて来た。

ギョンちゃんに怒られたのが怖かったのかな？

SE「ちょっとはしゃぎすぎました…ごめんね、ヌナ。」

『分かってくれたならもう良いよ。ほら、セフナも食べよ？』

SE「はい！ヌナもこれ食べて。」

そうそう。
セフナにはその、
ふにゃっとした柔らかい笑顔が一番似合ってるよ。

LY「そういえばさっき、ジュンソさん、Aちゃんと来ようと思ってたって言ってたけど、今こうして来てるから、また別のお店探さないとだね。」

先輩「そうなんですよね…せっかくならAちゃんが来た事ない美味しいお店が良いし…」

JD「Aちゃんがいろんなお店で美味しいものを食べたのってすぐ分かるよね。」

『えっ？何で？』

JD「だってその度にギョンスと、楽しそうに料理の話しているし、数日後にはド兄妹の食卓に並ぶでしょ？」

『あぁ…そうかも知れない。』

LY「そうなの？僕はなかなかその姿見られないから、ちょっと残念…」

SE「ヌナの作った料理はどれも美味しいですよ！むしろお店のより美味しい。」

先輩「えぇ～何それ。ズルい…俺もAちゃんの手料理食べたい！」

『そんなに期待されても困ります…あれは身内で、ギョンちゃんと食べるから許せるレベルです。』

自分だけが食べる場合、
家族とか気心知れた間柄で食べる場合、
人様にお出しする場合。
そういうのが誰だってあるでしょ？

ギョンちゃんと食べるから、
それ用に作っているわけで、
先輩に出すとなると別だ。

セフン達は勝手にお家に来て食べちゃうから、もうどうしようもない。