狂気狂愛〜逃げられないストーカー〜

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翌日の朝…………









私が学校へ向かって歩いていると






後ろから、…………彼に呼ばれた。









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紫耀「A！おはよ！」









何事もなかったかのように

キラキラ笑顔で話しかけてくる紫耀に









私はとても、笑顔を返すことは出来なかった。









紫耀「………昨日、一緒に帰れなかったから怒ってる？」



『…………は？』









そういうことじゃないんだって。








怒ってるとか、拗ねてるとか、

そんな可愛い問題じゃない。









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『………昨日、部活休んだんだってね。』









紫耀「………え？」









『…………しかも、試合にも選ばれてないんでしょ？
部活も早く終わるはずだったんでしょ？

何で、嘘ついたの。』









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紫耀の笑顔がひきつる。





私は少しも目線を反らさずに、

ガッチリ紫耀を捕らえた。









ちゃんと、正直に話してよ。


何か理由があるなら、言ってよ。









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黙り続ける紫耀に、どんどん不安になっていく。









怖い。









現実を受け止めるのが、怖い。









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本当に浮気だったら………

どうしよう…。









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『………何か言ってよ。』




紫耀「…………嘘ついたのは、
ちゃんと訳があって………」




『………どんな訳？』





紫耀「その………なんていうか…
まだ言えないんだけど……」









ダラダラひきづる紫耀の話し方に

イライラが止まらない。









そりゃ、言えないでしょうね。


他の女の子とキスしてたんだから。









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『…………私のこういうとこが

嫌になった？嫌いになった？

面倒くさくなった？飽きた？』









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