狂気狂愛〜逃げられないストーカー〜

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次の日も、次の日も、

ストーカーからのメールは途切れることなく

毎日届いた。









見ずに、そのまま削除しようと思った時もあったけど







もし、もし

何かストーカーの正体のヒントになることが書いてあったら……

何かの予告が書いてあったら………



と、思うとスルー出来なくて。









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結局、今日も


“ピロン”


【大好き】









ストーカーからの思いを

受け取ってしまうんだ。









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紫耀「俺、今日からしばらく部活終わるの遅いから
先帰っててもらえる？」



『わかった。試合近いもんね。頑張ってね！』



紫耀「Aに頑張ってって言われたら頑張るしかないでしょ！」









寂しいな〜って思いながらも

可愛いことを言ってくれる紫耀に笑顔を向けてから

教室に行った。









廉「ﾌｯ……」





廉が私を見ながら鼻で笑ってくる。









『………なによ。』



廉「いや………分かりやすいな〜思って。」



『…………は？』



廉「寂しいって顔してんで(笑)どうせ、紫耀やろ？」









廉に図星をつかれて、何も言い返せなくなる。









廉「…………ﾌﾌｯ…やっぱそうやん。振られたん？(笑)」



『……違うし！部活終わるの遅いから先帰っててって言われただけだから！』









そう言うと、なぜか廉は不思議そうに首をかしげた。









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『………なにかご意見あります？』



廉「……………紫耀は…試合に選ばれてへんから…
しばらく部活終わるの……早いんよ…？」



『…………え？』









廉の言葉に、頭の中が？でいっぱいになる。







『………紫耀は…試合出ないの？』



廉「………おん、出ぇへんよ。
2年で選ばれたんは、俺含めて4人だけやし。」









なんで………？

何で紫耀はあんな嘘ついたんだろう……。









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