[夢色パティシエール] 天才少女のパートナーは宮廷パティシエ！？

35話　天王寺さん ページ37

〜いちごside〜

？「貴方、大丈夫？」

いちご「えっ・・？」

ふわふわした長い髪が風に揺れている・・

いちご「じょ、おうさま・・」

バタッ

〜？の部屋〜

じょ、おうさま・・・

ハッ！

ガバッ

いちご「えッ！？天王寺さん？・・・ここ、どこ？」

麻里「安心して。私の部屋よ」

いちご「えッ、す、すいません。あたしなんかが・・」

麻里「もう少し休んでらっしゃいな。天野さん」

いちご「どうしてあたしの名前を・・？」

麻里「天野いちごさん。貴方がアンリ先生にスカウトされて転校してきた
　 って言うのは学園中で有名よ。貴方と同じＡグループの姫野A
　 さんもね」

いちご「そうなんですか・・ってえ？Aちゃんのこと知ってるんですか？」

麻里「えぇ、もちろんよ。姫野Aさん。パリにいるときにアンリ先生にスカウト
　 されて転校してきたってね」

いちご「そうなんですか。・・Aちゃんは可愛くて、スイーツ作りが完璧であた
　 しとは大違いで・・」

麻里「そんなことないわ。天野さんには天野さんのいいところがあるわ。それより、私
　 丁度スフレを作るところだったの。良かったら、食べていきません？」

いちご「スフレ？(キラキラ」

〜作業中〜

す、すごい・・

動きに何１つ無駄がないし、迷いがない！！

これが天王寺さんなのね・・

あれ？あそこの部屋、開いてる・・？

ちょっと覗いてみようかな・・

いちご「うわぁ〜もの凄いトロフィーの数」

麻里「全部ただの置物よ」

いちご「えっ？」

麻里「私は、ただ１人に認めてもらいたくて頑張ったの。トロフィーは
　 そのおまけみたいなものね」

いちご「それでもすごいです！その人も喜んでくれたんですよね？」

麻里「えぇ。(とても・・ね)それより、スフレができたの。こっちに
　 いらっしゃい」

いちご「は、はい！」

天王寺さんのスフレ・・楽しみッ♫

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変なところで切ります・・

すいません！！

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