[夢色パティシエール] 天才少女のパートナーは宮廷パティシエ！？

29話　思い出 ページ30

〜Aside〜

りんごちゃん、どこにいるんだろう・・

！！

いたっ！

A「りんごちゃん、探したよ。皆のいるところに戻ろう？」

りんご「・・・貴方は誰？」

A「私？私は姫野A。私もね、転校してきたんだよ。
　 フランスからケーキの勉強をするために」

りんご「えっ？そうなの？うちのお姉ちゃんと一緒だね」

A「りんごちゃんはケーキ好き？」

りんご「・・うん」

A「お誕生日ケーキ全然食べてなかったから嫌いかなーっと
　 思って」

りんご「ううん」

A「あっ！りんごちゃんの誕生日っていつ？」

りんご「来月」

A「そっか。じゃあ、私が誕生日ケーキ作ってあげる。どんな
　 ケーキが好き？」

りんご「・・りんごと生クリームいっぱいのケーキ。あのね、前の
　 幼稚園で雪の日、皆で雪だるまをつくったの。そしたら、
　 その後、先生がりんごのケーキを作ってくれたの。美味
　 しかったよ。」

カキカキ・・・・


りんご「こんなのだった」

A「ふむふむ。じゃあ、そんなケーキ作ろうか」

りんご「でも、皆一緒に食べてくれないよ・・・すぐりんごほっぺ
　 って言うし・・」

A「りんごちゃん・・・」



〜帰り道〜


樫野「姫野、やすうきあいして知らないぞ。皆と仲良くなれるケーキ
　 ってどんなのだよ」

花房「Aちゃん、いい案あるの？

A「うん。・・あの、りんごちゃんのケーキ私がデザインしし
　 てもいいかな？」

安藤「もちろん。やりたい人がやるのが一番だよ」

いちご「Aちゃん・・あの、あたしも一緒にデザインしていい？
　 りんごちゃんに笑顔になってもらいたいの！」

A「いちごちゃん・・もちろんだよ！２人で最高のデザインを
　 考えよう！！」

いちご「ありがとう、Aちゃん！よ〜し頑張るぞ〜」

安藤「おお！やる気いっぱいだな」

いちご「えへへ」

りんごちゃんのために頑張ろう！！









　

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