～私の知らない過去～【FFI編】第９幕 (ページ34)

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イナズマジャパンのキックオフで試合再開。

豪炎寺「こっちだ虎丸!!!」

虎丸「はい!!!!」

虎丸が豪炎寺にパスを出した。

ﾋﾞｭﾝｯ!!

虎丸「っ!!!?」

しかし、相手はパスを難なくカットした…！

不動「くっ!!!!」

不動はマークに入るが、ジャンプで交わされた！

吹雪、綱海も抜かれていく…！

A「ダメだ……止められない…!!」

目金「これじゃ反撃どころか、ボールすら奪えないですよ!!!」

夏未(確かに恐ろしい身体能力ね、チームガルシルド……。

　けれど…………)

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夏未『完全なものはない？』

大介『どんなチームにも、必ず穴がある。
　穴があるからこそ、そこを埋めようと努力する。

　そしてその穴が埋まることで、完全だと思っていた所に穴が生まれる。

　さらにまた、その穴を埋めようと努力する。

　もしチームが、自分達を完全だと認めてしまえば、
　自分達には決して見えない穴が生まれる。』

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夏未(そして、その穴を見つけ……
　フィールドの外から冷静にチームの状態を把握して戦術に役立たせる…。

　それが、チームオペレーター……)

私はボールを奪い、ドリブルで上がっていく！

クロウ「デーモンカット!!!!!」

A「っ!!! うわぁ!!!!!」

円堂「A!!!!」

必殺技で攻撃を阻止された…！

鬼道(１対１では適わないか……!! ならば……!!)

虎丸「うおぉぉぉお!!!!」

虎丸がボールを取りに行く！

バファロ「っ………!!!!」

バファロが左にパスを出す。

不動「はぁぁあ!!!!」

そこへ不動が入り、ボールをカットした！

A「よっしゃ!!!」

鬼道「今だ!!!

　デュアルタイフーン!!!!!!」

風丸「綱海！吹雪！壁山！」

A「豪炎寺！虎丸！飛鷹！」

私達はそれぞれ、鬼道と不動を囲む！

相手がボールを取りに来る！

不動「鬼道！」

私にパスが渡り、それを鬼道に渡す！

鬼道「不動！」

今度は風丸からボールを不動の方へ！

相手の陣地に切り込んで行く！

ヘンク「行かせません!!!」

不動「虎丸!!!」

裏に入っていた虎丸にパスが渡った！

虎丸「グラディウスアーチ!!!!!!」

フォクス「ビッグスパイダー!!!!!」

ﾊﾟｼｯ!