～私の知らない過去～【FFI編】第９幕 (ページ31)

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円堂がコツンと私の額に拳をぶつけた。

A「えっ……」

円堂「１人で悩むなって。

　Aの苦しみは、オレ達全員の苦しみだ。

　困った時こそ助け合うのが仲間だろ？」

円堂は眩しいくらいの笑顔を見せた。

豪炎寺「オレ達が悩んでいる時、Aはいつでも側に居てくれた。」

鬼道「どんな苦しい時も、お前は笑顔だったじゃないか。」

綱海「そうそう！Aにそんな悲しそうな顔、似合わねえよ!!!」

不動「いっつもヘラヘラ笑ってるくせによ…」

飛鷹「全員が揃ってイナズマジャパン……。そう言ってくれただろ？」

風丸「苦しい事も、一緒に乗り越えてきたんだ。」

ヒロト「間違った道に進んでいたオレを、正しい方へ導いてくれた。」

木暮「信じる事の意味も教えてくれたじゃんか!!!」

虎丸「Aさんの根性、もう一度見せてください!!!」

吹雪「Aちゃんが居てくれて、本当に良かったって思ってるよ…!!」

A「みんなぁ………!!!!」

みんなの一言一言が暖かすぎて………

嬉しくて…………

涙が出てきそう………。

・

A「う…うぅ…………ごめんっ………!!!///」

手で涙を隠す。

でも、流れてでくる涙は意図的に止まらず……

むしろ、どんどん溢れてくる……。

円堂「プログラムなんかに負けないように……

　今度はオレ達がAを守るんだ!!!!!!」

全員「おぉっ!!!!!!!!」

みんなは拳を空に挙げた。

A「……ありがと………!!!!///」

円堂「もう泣くなって！」

A「な、泣いてなんかないからな!!!///」

染岡「目真っ赤じゃねーかw」

A「うるせぇ!!!! こんの年中ジャガイモ頭!!!!!」

染岡「またジャガイモいじりかよ!!!! ってか、誰がジャガイモだ!!!!」

A「うわぁ!!! 助けてヒロトー!!!!」

ヒロトの後ろに隠れた。

ヒロト「か、可愛い………////
　このままお持ち帰りして…襲いたいよ……///(ﾊｧﾊｧ」←

A「……………風丸ー!!!!」←

ヒロト「行かないでAちゃぁぁぁぁん!!!!!!」←

風丸「Aに触れるな、この変態。」←

豪炎寺「……いつも通り、だな……」

鬼道「あぁ。」

不動「ﾊｯ……単純な奴……」

鬼道「Aのそういう所、嫌いじゃないだろ？」

不動「はぁっ!!!!?/////」