答え,２０ ページ22
・
―晴矢side―
オレは教室で１人、机に伏せていた。
晴矢(今日の朝も、Aと吹雪楽しそうに話してたな……)
今、オレの頭の中にはその事しかない。
頭から離れないんだ………。
ヤキモチがいて、毎日もがいて苦しんで…
楽にさせてくれない………。
話したいのに
そんな勇気無くて………
アンタを、独り占めできたらいいのに………
・
風介「何している、晴矢。」
まるで先生のような口調で、オレに問いかける風介。
コイツに相談して大丈夫か………？←
晴矢「オレ、自分がよく分からなくなってきた……」
風介「ほう……。
貴様にも悩みというのがあるんだな。 感心だ。」←
晴矢「……怒らせたいわけ？」
やっぱり、コイツに打ち明けるのは止めとこう。
そう思った矢先………
風介「チューリップの…………」
晴矢「んあっ!!!? やっぱお前、馬鹿にしたいだけだろ!!!!」
風介「誰も貴様の事だと言ってないだろ。
それとも、やっと自覚したのか？」
晴矢「ち、ちげーよ!!!!」
確かに、今風介は『チューリップ』としか言ってない。
オレは興奮を抑え、イスにドカッと座る。
風介「チューリップの花言葉、知ってるかい？」
晴矢「…………知らねーよ。」
素っ気ない返事をする。
無視しようにも出来ない…………。
風介「純愛、永遠の愛だ。」
晴矢「純愛………？」
風介「貴様にピッタリではないか。」
晴矢「どこがだよ……」
風介「貴様は外見だけ見たら怖がられるが、
実は誰よりも、思いついたら一直線で………
好きな人には、体当たりにぶつかっていく………そういう奴だろ？」
晴矢「あのなぁ…………
オレはそんな立派じゃねぇんだよ………!!!」
だったらとっくに、Aに告ってる。
けど、俺にはそんな勇気無い。
嫉妬するだけで………何にも………。
風介「だが、好きになったら『好き』とハッキリ言えるのは素晴らしい。
貴様には、そういう度胸があるはずだ。
自分が気付いてないだけで………
あと一歩を踏み出せないでいる……」
・
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーHoney Works曲
病名恋ワズライ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カノン(プロフ) - 媛乃ミカさん» ありがとう！やってみるね！ (2015年12月6日 17時) (
レス) id: 4b5a5919b8 (このIDを非表示/違反報告)
媛乃ミカ(プロフ) - カノンさん» URLの事かな？それなら、画面の一番上に『http://〜〜』ていうのがあるから、それを書き写すといいよ。分からなかったらまた連絡してね^ ^ (2015年12月6日 17時) (レス) id: a7fa7f3826 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - 媛乃ミカさん» ミカー!!!!あのね小説の説明のところに青い字で他の作品のせれるでしょ？ そのやり方わかる？わかるなら教えてほしいー!!((>~<))ホントにごめんね! (2015年12月6日 14時) (レス) id: 4b5a5919b8 (このIDを非表示/違反報告)
媛乃ミカ(プロフ) - カノンさん» うん！よろしくね！(*^▽^*) (2015年12月5日 18時) (レス) id: a7fa7f3826 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - 媛乃ミカさん» 本当ですか!？とっても嬉しいです！こっちもタメ口&呼び捨てOKです！これからよろしく！！！ミカ!!! (2015年12月4日 16時) (レス) id: 4b5a5919b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：媛乃ミカ x他1人 | 作成日時：2015年11月6日 3時
