～私の知らない過去～【FFI編】第６幕 (ページ41)

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私達は気持ちを切り替えるも、それとは裏腹に得点を奪えない。

私や鬼道は果敢にカテナチオカウンターを崩しにかかるが、突破出来ない…！

鬼道(何か打開策は無いのか……!!!)

攻められっぱなしで、攻撃のチャンスが無い。

やはり、厄介なのはカテナチオカウンター……。

A「一体どうすれば………」

鬼道「この試合に勝たなければ……オレがあの人と決別した意味が……
　サッカーを続けていく意味が無い……!!」

A「鬼道……」

鬼道は未だに影山に捕らわれ続けているんだ……。

プレーも、心も………。

A「しっかりしろよ鬼道！」

私は鬼道の肩を思い切り叩いた。

鬼道「っ！A……!!」

A「今の鬼道は、もう帝国学園の鬼道じゃない!!!
　影山のサッカーと決別するんなら、

　お前はお前のプレーをすればいいだけだ!!!!」

鬼道「オレの………サッカー………」

A「倒すんだろ？影山を！」

鬼道「そうだ……!!!

　答えは、すぐ近くにあった……!!!

　雷門のオレ、イナズマジャパンのオレは……帝国学園のオレじゃない……!!!」

ナカタ「ブレイブショット!!!!!!!」

A「頼む円堂!!!! 止めてくれ!!!!」

円堂「絶対に……決勝トーナメントへ進むんだ……!!!

　イジゲン・ザ・ハンド改!!!!!!!」

A「っ!!!! イジゲン・ザ・ハンドが……進化した……」

立向居「この土壇場で進化させるなんて……!!!」

シュートはゴールを外れた！

円堂の進化したイジゲン・ザ・ハンドが、シュートを阻止した!!!

ボールはゴールバーに当たり、勢いよく跳ね返る。

そのボールを、イナズマジャパンが次々に繋いでいく！

虎丸「Aさん！」

A「鬼道！」

鬼道は自らドリブルで攻めていく！

フィディオ「カテナチオカウンター!!!!!」

またしてもカテナチオカウンターが発動された。

鬼道はフィディオを抜き、ヒデさんの前へ………

鬼道「いくぞ!!! 佐久間！不動！」

ナカタ「何っ!!!?」

鬼道の後ろから佐久間と不動が現れ、３人でボールを繋いでヒデさんを突破した!!!!

そのままゴール前へ……

A「いっけぇ３人共!!!!!」

鬼・佐・不「皇帝ペンギン３号!!!!!!!!!」

ブラージ「コロッセオガード!!!!!」

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バシュッ！

鋭い音が響き渡った。