～私の知らない過去～【FFI編】第６幕 (ページ32)

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鬼道(フィディオのプレーがオレに似てる…!!?
　どういう意味なんだ……)

フィディオがボールを持って攻めてくる！

鬼道がそれを取りに行くが、フィディオは次々と交わしていく！

フィディオ「アンジェロ！」

佐久間「やらせない!!!」

佐久間がアンジェロへのパスをカットし、ボールはラインを割った。

実況者『ここでイナズマジャパン、選手交代。
　ＤＦの飛鷹征矢に代えて、ＭＦの不動明王が入ります』

A「不動…？」

不動「監督から伝言だ。
　鬼道が持ち込めだとさ…」

イナジャパ「えっ!!?」

鬼道「お前も見ていただろ？
　オレの動きは、全てフィディオに読まれてしまう…」

不動「だったら、お前にもアイツの動きが読めるだろ？

　気が付いてんだろ？
　アイツの動きが、自分に似てるって………」

鬼道「っ……」

A「フィディオのプレーが、鬼道に似てる…？」

鬼道「……そうか……!!
　あの人にサッカーを教えてもらっていた……あの頃のオレに……」

不動「カテナチオカウンターは、
　錠前をかけたように相手を閉じ込めボールを奪う。

　その鍵がフィディオってわけだ……」

鬼道「だが……合い鍵があれば……」

不動「…お前にしか出来ねえはずだ…」

A「いっけぇ鬼道!!!!!」

試合が再開し、私は鬼道にパスを出した！

鬼道はパスをトラップし、自ら攻めていく！

しかし、オルフェウスは素早く必殺タクティクスの構えに…

フィディオ「来い！カテナチオカウンターは破れないぞ!!!」

鬼道「勝負だフィディオ!!!」

鬼道とフィディオの１対１。

鬼道は囲まれながらも、ボールをキープしている！

ミスターＫ「これは……!!!」

A「いいぞ鬼道!!!!」

フィディオ「ここだ！」

フィディオが鬼道からボールを奪った！

鬼道「まだだ!!!」

鬼道はすぐさま切り替えて、ボールを奪い返した！！

そしてそのままカテナチオカウンターの外へ突破した!!!

A「やった!!! カテナチオカウンターを破った!!!!!」

フィディオ「何っ…!!」

鬼道「いけ!!! 豪炎寺！虎丸！」

虎丸「タイガー……!!!!」

豪炎寺「ストーム!!!!!!!」

ブラージ「コロッセオガード!!!!!!!」

ぶつかり合う必殺技…!!!

ブラージ「うわあぁあ!!!!!!!」

バシュッ！

コロッセオガードを貫き、タイガーストームがゴールに突き刺さった！