～私の知らない過去～【FFI編】第６幕 (ページ30)

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フィディオ「ラファエレ!!!」

さっきと同様に、ゴール前のラファエレにボールが行く！

吹雪「今度はやらせない！」

ラファエレ「来たな……」

吹雪「っ!!!!」

ボールにカーブがかかり、吹雪が突破されてしまった！

ラファエレ「フリーズショット!!!!!」

壁山「ザ・マウンテン!!!!!!!」

飛鷹「真空魔!!!!!!!」

円堂「怒りの鉄槌!!!!!!!」

３人の必殺技で、なんとかゴールを守りきった！

A「サンキュー円堂！壁山！飛鷹！」

虎丸「でも、３人がかりでやっとですね……」

鬼道「恐ろしい必殺タクティクスだ……カテナチオカウンターは……
　これが、影山の本当のサッカー……」

A「よっしゃ！次だ次!!!

　いくらカテナチオカウンターがすごい陣形だからって、
　こんな所で決勝トーナメント進出を諦めるわけにはいかねぇだろ!?」

鬼道「っ！」

風丸「そうだな…！
　オレ達には、もう後が無いんだ…」

A「虎丸！お前もゴールをバンバン狙ってくれ！
　そのうちカテナチオカウンターも破れるさ！」

虎丸「はい!!!」

壁山「マイペースっスね……Aさん…」

円堂「Aだからな！」

私は円堂からボールを受け、再びオルフェウス陣内へ切り込む！

A「虎丸！サイドに……!!」

虎丸への指示を言い終える前に、囲まれてしまった！

フィディオ「カテナチオカウンター!!!!!!」

A「っ…!!」

必殺タクティクスが発動し、ボールを奪われた…！

A「くっそ!!!! さっきのスピードより、格段にアップしてる…!!
　まるで……別のチームみたいだ……」

豪炎寺「………」

鬼道が相手からボールを奪い返し、ドリブルで上がってくる！

鬼道「A！」

右サイドでボールを貰い、シュート体制に入る！

A「ブレイブショットＶ３!!!!!!!」

ブラージ「コロッセオガード!!!!!!!!」

パシッ！

A「なっ……!!」

シュートは……完璧に止められてしまった……！

A「前は貫けたのに……」

ブラージ「こっちだってレベルアップしてるんだよ！」

鬼道「カテナチオカウンターは、
　ボールを奪うために人数が集中し、他のスペースが無防備になる…。

　正面からフィディオを突破出来れば……」

豪炎寺「一気に得点のチャンスが作れる…」

鬼道と豪炎寺は互いに頷いた。