〜７０〜続・秋side ページ34
土門君は、円堂君と一之瀬君が違うと言った。
秋「どうして？」
土門「オレは……いつも見てるしかなかった……。
一之瀬の背中を…………
追いかけても追いかけても、追い付けない………
でも、円堂は違うんだよ……
隣を走ってるんだ……!!」
土門君の表情が、少し軽くなる。
土門「アイツとなら、いつまでも走っていける気がする……」
そう言い終えると、土門君はまた暗い表情に戻った。
秋「土門君……」
土門「……みんな……怒ってるだろうな……」
否定出来ないから、私も黙る事しか出来なくなる。
土門君は土門君で、色々悩んでたんだよね……。
私は……結局力になれないんだなぁ……
円堂「土門！」
秋・土門「っ!!!」
突然ボールが飛んできて、それを土門君がキャッチした。
秋「円堂君…!!?」
少し見上げると、そこには円堂君が立っていた。
いつもの、あの明るい笑顔で……。
円堂「サッカー、やろうぜ！」
土門「っ…!!!」
円堂「ほら、早く行こうぜ！」
土門「……あぁ！」
円堂君は土門君を連れて、すぐ下のグランドでサッカーを始めた。
土門君の顔には、すっかり笑顔が戻ってる。
土門「ほらほら、取ってみろー!!!」
小学生「「待てーっ!!!!」」
円堂「よーし、打ってこい!!!」
やっぱり、円堂君って……
秋「おかしな子……」
・
A「あっ！ なーんだ、土門普通に元気じゃん！
心配して損したー…!!
おーーい!!! 私も混ぜてくれよー!!!」
秋「Aちゃん…!!」
どこから現れたのか、Aちゃんも土門君達の練習に乱入。
A「もらった!!!」
土門「A!!? やっべぇ!!!」
小学生「お姉ちゃん、パスパス!!!」
円堂「何やってんだよ、土門！」
秋「ふふっ…」
・
夏未「あなたは土門君の事、気付いてたんじゃない？」
豪炎寺「円堂も気付いてたさ。
土門の……サッカーへの熱い想いにな……」
・
私は青い空を見上げた。
一之瀬君……
これで、いいんだよね……？
心の中でそう呟くと、優しいそよ風が、私の肌を撫でた。
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媛乃ミカ(プロフ) - でしたらそれを、img@uranai.nosv.org のアドレスにメールを送ってください。 その後、占ツクの画像申請画面で約半日くらい経てば、イラストのURLがもらえます。それを送ってください。 私の説明では分かりづらいので、占ツクの説明を見るといいかもです。(・∀・) (2018年10月22日 22時) (
レス) id: f80e7d4807 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - アナログです！写真を撮りました (2018年10月22日 21時) (レス) id: 3707f5c19b (このIDを非表示/違反報告)
媛乃ミカ(プロフ) - ぴのさん» ありがとうございます!!(^^) イラストはアナログでしょうか？デジタルでしょうか？ (2018年10月22日 19時) (レス) id: 07f8acf0f4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 山田功大くんの絵をかいたンですが画像の載せ方が分かりません！ (2018年10月22日 15時) (レス) id: 3707f5c19b (このIDを非表示/違反報告)
媛乃ミカ(プロフ) - ときめき★ヒロトティーさん» 教えてくれてありがとうございます!!! 自分で読み返してみて、思わず笑っちゃいました……← 本当にありがとうございます!!!!! (2016年9月4日 21時) (レス) id: a7fa7f3826 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：媛乃ミカ x他1人 | 作成日時：2016年3月7日 3時
