〜６７〜 ページ31
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夏未「発進させて、止まるだけでいいんです。」
結局練習を一時中断し、全員でバスを確認する。
夏未「どうなさったんですか？冬海先生。」
エンジンすらかけない冬海に、夏未ちゃんがプレッシャーをかける。
夏未「早くエンジンをかけてください。」
冬海「は、はい……」
冬海は恐る恐る鍵を回す。
冬海「あれ……可笑しいですね…エンジンが付かない…」
夏未「ふざけないでください!!!」
冬海「は、はい!!!」
ﾌﾞﾛﾛﾛ……
やっとバスのエンジンが付いた。
夏未「さあ、バスを出して!!!」
だが、冬海は震えた手でハンドルを握ったまま、動かさない。
夏未「どうしたんです？冬海先生？」
冬海「で………出来ません!!!!」
冬海はとうとう、ハンドルに頭を抱えてそう言った。
A「何でですか？ 点検をしたんですよね？」
土門「っ……」
冬海「どうしてもです!!!」
嘆く冬海をよそに、夏未ちゃんが一枚の手紙を取り出した。
夏未「ここに手紙があります。
これから起きようとしたであろう、恐ろしい犯罪を告発した内容です…!!
バスを動かさないのは、
あなた自身がバスに細工したからではありませんか!?」
夏未ちゃんの部屋に入ってきた手紙は、
冬海が仕掛けた犯罪の事が記されていた。
円堂「ほんとかよ……」
半田「嘘だろ……」
冬海「くっ……ふふふ………」
膨らんだ笑いを上げる冬海が、バスの中から降りてきた。
冬海「そうですよ。
私がブレーキオイルを抜きました。」
A「何のために…!!」
冬海「あなた方を、決勝戦に参加させないためです。」
円堂「えっ!!!?」
冬海「あなた方が決勝戦に来られると困る人が居るんですよ。」
豪炎寺「帝国の学園長か!!?
帝国のためなら、生徒がどうなってもいいのか!!?」
冬海「キミ達は知らないんだ…!!
あの方がどんなに恐ろしいか…!」
豪炎寺「あぁ。知りたくもない…！」
夏未「あなたのような教師は学校を去りなさい！
これは理事長の言葉と思ってもらって、結構です!!!」
冬海「クビですか？そりゃあいい。
いい加減、こんな所で教師をやるのも飽きてきたところです。
しかし、帝国のスパイが私だけとは思わない事ですね。」
A「え？」
冬海「ねえ、土門君……？」
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媛乃ミカ(プロフ) - でしたらそれを、img@uranai.nosv.org のアドレスにメールを送ってください。 その後、占ツクの画像申請画面で約半日くらい経てば、イラストのURLがもらえます。それを送ってください。 私の説明では分かりづらいので、占ツクの説明を見るといいかもです。(・∀・) (2018年10月22日 22時) (
レス) id: f80e7d4807 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - アナログです！写真を撮りました (2018年10月22日 21時) (レス) id: 3707f5c19b (このIDを非表示/違反報告)
媛乃ミカ(プロフ) - ぴのさん» ありがとうございます!!(^^) イラストはアナログでしょうか？デジタルでしょうか？ (2018年10月22日 19時) (レス) id: 07f8acf0f4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 山田功大くんの絵をかいたンですが画像の載せ方が分かりません！ (2018年10月22日 15時) (レス) id: 3707f5c19b (このIDを非表示/違反報告)
媛乃ミカ(プロフ) - ときめき★ヒロトティーさん» 教えてくれてありがとうございます!!! 自分で読み返してみて、思わず笑っちゃいました……← 本当にありがとうございます!!!!! (2016年9月4日 21時) (レス) id: a7fa7f3826 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：媛乃ミカ x他1人 | 作成日時：2016年3月7日 3時
