〜６１〜 ページ25
その夜。
円堂達と雷雷軒とかいう店に行く予定だったが、急遽キャンセルした。
冬海の事を調べたかったからだ。
A「ただいま〜!!」
家に帰ると、鬼瓦さんはソファに座ってテレビを見ていた。
鬼瓦「お帰り。すぐご飯にするだろ？」
A「そうだけど、その前に聞きたい事があるんですよ。」
鬼瓦さんは珍しいといった表情を見せた。
私は冬海が落としていった紙切れを出した。
A「これ、どこかの電話番号ですよね？
どこのやつか、調べたいんですけど……」
鬼瓦「どれどれ……」
鬼瓦さんは紙切れを受け取り、まじまじと見つめる。
鬼瓦「う〜ん……ちょっと待ってろ。
オレの部屋に、市民の電話番号をメモった手帳がある。
そこから探してみる。」
A(さすが刑事……)
そう言うと、鬼瓦さんは自室へ向かった。
・
数分後、鬼瓦さんが帰ってきた。
鬼瓦「お前……とんでもねえ電話番号を拾ってきたもんだな……」
苦笑いに近い乾いた笑いを浮かべる鬼瓦さん。
私には、その意味が分からなかった。
A「とんでもねえって……そんなにヤバい所なんですか？」
すると鬼瓦さんは、神妙な顔でゆっくりと頷いた。
鬼瓦「ヤバいって言ったらヤバいな……
いいか？ これは帝国学園の総合電話番号だ。」
A「へっ…？」
張り詰めていた空気が、一気に緩んだ。
A「な、な〜んだ！
帝国学園の番号って、何がそんなにヤバいんですか？」
笑う私と対照的に、鬼瓦さんは冗談無しに笑っていない。
鬼瓦「帝国学園総合電話番号って言ったら、総帥の影山に繋がるんだぞ？」
A「っ……」
その言葉を聞いて、私は青ざめた。
A「影山……ですか……」
鬼瓦「A、こいつをどこで拾ったんだ？」
A「雷門サッカー部の顧問、冬海が落としていったんです。
でも、どうして冬海が帝国の番号を……？」
鬼瓦「……そいつは要注意だ。数日行動を見張ってみろ。
もし帝国の仲間だったとしたら、何をしでかすか分からんぞ……」
不安に煽られながら、私は首を縦に振った。
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媛乃ミカ(プロフ) - でしたらそれを、img@uranai.nosv.org のアドレスにメールを送ってください。 その後、占ツクの画像申請画面で約半日くらい経てば、イラストのURLがもらえます。それを送ってください。 私の説明では分かりづらいので、占ツクの説明を見るといいかもです。(・∀・) (2018年10月22日 22時) (
レス) id: f80e7d4807 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - アナログです！写真を撮りました (2018年10月22日 21時) (レス) id: 3707f5c19b (このIDを非表示/違反報告)
媛乃ミカ(プロフ) - ぴのさん» ありがとうございます!!(^^) イラストはアナログでしょうか？デジタルでしょうか？ (2018年10月22日 19時) (レス) id: 07f8acf0f4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 山田功大くんの絵をかいたンですが画像の載せ方が分かりません！ (2018年10月22日 15時) (レス) id: 3707f5c19b (このIDを非表示/違反報告)
媛乃ミカ(プロフ) - ときめき★ヒロトティーさん» 教えてくれてありがとうございます!!! 自分で読み返してみて、思わず笑っちゃいました……← 本当にありがとうございます!!!!! (2016年9月4日 21時) (レス) id: a7fa7f3826 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：媛乃ミカ x他1人 | 作成日時：2016年3月7日 3時
