〜１６２〜 ページ35
必殺技はある、と言い切った円堂を、皆驚きの表情で見つめる。
円堂「オレ達の必殺技は、炎の風見鶏でも、イナズマ１号でもない！
オレ達の本当の必殺技は、最後まで諦めない気持ちなんだ!!!」
全員「「っ……!!」」
円堂「帝国と戦った時から、ずっとそうだった！
尾刈斗中の時も……野生中の時も……御影専農の時も……
秋葉名戸の時も……桜ヶ丘の時も……戦国伊賀島の時だって……
諦めなかったから、ここまで来られたんだろ!!!」
鬼道「……」
円堂「オレは諦めない……!!
諦めたらそこで終わりなんだ!!
そんなの、オレ達のサッカーじゃない!!!
オレ達のサッカーは、最後まで諦めないことだろ!!?
だったらやろうぜ、最後まで!!!」
半田「オレ達のサッカー……」
染岡「円堂……！」
全員「「円堂！／キャプテン！」」
さっきまで難しい表情をしていたみんなが、円堂を中心に明るくなる。
鬼道「これだったのか……円堂と一緒に戦うということは……
雷門の本当の強さとは……!!」
私の横で、鬼道がボソッと呟いた。
A「私も、雷門と戦ってそれを肌で実感できた……
本当、敵に回したらしぶといぜ……！」
鬼道「そのわりに、嬉しそうだな？」
A「今は、同じチーム同士だからな。
頼もしいこの上ない……！」
私と鬼道はニッと笑った。
鬼道「よし、全力でいくぞ!!!」
全員「「おぉーーっ!!!!」」
私達は、拳を高く上へ突き上げた。
・
雷門のコーナーキックで試合再開。
円堂も攻撃参加のため、ゴールを離れて上がっている。
半田がコーナーからボールを蹴った。
そのボールを円堂がヘディングで繋ぎ、私にボールが渡る。
そのままそのボールをシュートするが、パンチングで弾かれた。
それを半田が拾い、鬼道にパスを出した。
「「かごめ、かごめ、かーごめかごめ……」」
鬼道の周りを、相手が３人でくるくる回る。
マックス「またこの必殺技かよ……!!」
円堂「鬼道っ!!!」
すると、後ろから円堂が走ってきた！
鬼道も何かを理解したかのように、ボールにパワーを込めて上へ向かって蹴った！
そのボールを、円堂・豪炎寺・鬼道が同時に打った！
A「何だ、あのシュート!!」
雷をまとったシュートは、千羽山ゴールへ向かう！
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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媛乃ミカ(プロフ) - ミヤさん» いいですよ〜(*^^*) (2021年1月21日 22時) (
レス) id: 7ddf859fc8 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤ(プロフ) - 質問よろしいですか？ (2021年1月1日 8時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
美由紀(プロフ) - うん！私も！！ (2017年4月23日 22時) (レス) id: 9e4be1b4f0 (このIDを非表示/違反報告)
媛乃ミカ(プロフ) - 美由紀さん» ほんと！？ ドラゴンボールとか知ってる人少ないから、嬉しいなぁ(∩´∀`∩) (2017年4月23日 22時) (レス) id: a7fa7f3826 (このIDを非表示/違反報告)
美由紀(プロフ) - 全部知ってる！ (2017年4月23日 22時) (レス) id: 9e4be1b4f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：媛乃ミカ | 作成日時：2016年10月25日 22時
