～私の知らない過去～【ＦＦ編】第４幕 (ページ30)

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実況『ゴォォォル!!!!!
　千羽山が先制、これは大きな一点が入った!!!』

A「くっそぉ……!!」

鬼道「……これで全て揃った。」

A「えっ……」

先制点を取られ士気が下がったかと思ったが、

鬼道の表情が、何故かさっきよりいきいきしてるように見えた。

鬼道「栗松、お前はいつもより２歩後ろを守れ。」

栗松「え？」

鬼道「それから松野、
　豪炎寺にパスを出すときは３歩、染岡には２歩半、いつもより前に出せ。」

マックス「は？」

鬼道が栗松達に、細かくアドバイスをする。

A「私は？」

鬼道「相手が必殺技を出しても、関心せずに危機感を持つんだな。」←

A「鋭いっ……!!」←

雷門ボールで試合再開！

円堂「ん……？

　栗松、下がりすぎだ！もっと上がれ！」

栗松はいつもより少し下がって守備をしていた。

栗松「でヤンスが、鬼道さんが！」

円堂「鬼道が？」

栗松「松野さんには、いつもより前にパスを出せって！」

円堂(…………)

ボールはマックスに渡ったが、スライディングで相手に奪われる！

そして、相手がどんどん上がってくる！

だが、

栗松「はぁぁぁあ!!!」

栗松が相手からすぐさまボールを奪い返した！

A「ナイス栗松！」

鬼道「栗松、土門へパスだ！３歩先！」

栗松「３歩先でヤンスか！？」

少し前に出したパスは、しっかり土門に繋がった！

栗松「通ったでヤンス！」

円堂「っ……!!」

そのまま土門も上がっていく！

土門「マックス！」

そして、前に居るマックスにパスを出そうとしたが、

鬼道「待て、土門!!!」

土門「えっ……」

鬼道が土門に指示をする。

鬼道「１、２……今だ!!!」

鬼道が出したタイミングに合わせてパスを出すて、これも繋がった！

A「すごい！パスが繋がりだした！」

鬼道「そのまま持ち込め、松野！」

そして、マックスの前に染岡と豪炎寺も上がってきた！

鬼道「染岡にパスだ！」

マックス(いつもより２歩半前に……!!)

マックスはさっきの鬼道の指示通りにパスを出した！

染岡「ドンピシャだ！」

すると、これも綺麗に繋がった！

染岡「ドラゴンクラッシュ!!!!!」

染岡はそのままシュートを放った！