〜１４７〜 ページ7
無敵の槍を誰も止められず、ゴール前まで攻め込まれてしまった！
エドガー「行くぞ円堂!!!!
パラディンストライク!!!!!」
円堂「怒りの鉄槌!!!!!!!!」
至近距離からの新たなシュート技。
円堂は止められず、シュートごと吹き飛ばされた。
バシュッ！
円堂「ーーーくっそぉぉ!!!!!」
エドガー「フッ……!!」
ﾋﾟｯﾋﾟｨｰ!!!
その瞬間、前半終了のホイッスルが鳴り響いた。
・
・
・
「止められないなら、止めなければいいんじゃないか？」
「えっ!!?」
ハーフタイム。私はタオルを取りに、１人で控え室に戻る。
その途中、円堂の声が聞こえてきて、私はその方角へ向かった。
A「円堂〜？」
円堂「A！」
A「あぁ、やっぱり円堂か。
……この人、誰だ？」
円堂は、赤キャップのオジサンと話していたようだった。
円堂「ボソッ)オレもよく分かんなくてさ……」
A「ボソッ)知らねーオジサンと話してたのかよ…？」
？「さて……わしも観客席に戻るか。」
どうやらオジサンは、ただ試合を観に来ていたそうだ。
？「そうそう。そこのお嬢ちゃん。」
A「え？私…？」
？「お前さん、どうもDFの時に腰が浮いてるぞ？
DFは常に、半身の状態で腰を低くする……これが基本だ。」
A「っ！ そういえば……そうだったかもしれねぇ……」
？「言いたい事はそれだけじゃ。
あ、それと…………
トイレはどこかね？」
A「((ズコォッ!!!)) あ、この道の逆方向にあります…」
私はずっこけた後、苦笑いでそう答えた。
？「おぉ、すまないな。ありがとう。」
赤キャップのオジサンは行ってしまった。
A「……円堂、あのオジサンと何話してたんだ？」
円堂「何か、シュートを止められない事を話したら
“止められないなら、止めなければいい”って言われたんだ……」
A「止められないなら、止めなければいい……？」
円堂「何が言いたかったんだろう…」
A「……シュートが外れてくれればいいのにな……」
円堂「え？」
私がボソッと呟いた言葉に、円堂が反応した。
A「あ、いや………
どんなシュートも、入らなければ得点にはならないだろ？」
円堂「………」
A「あぁ！後半が始まる！ 急ごうぜ！」
私はタオルを諦め、円堂とベンチへ向かった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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媛乃ミカ(プロフ) - 月影さん» コメントありがとうございます!!!とても嬉しいです!!!続編も頑張りますね！ (2015年8月23日 10時) (
レス) id: a7fa7f3826 (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - 初めまして！！ずっとこのシリーズ読ませていただいてます！！続編、おめでとうございます！本当にこの小説面白いし感動するのでこれからも更新頑張ってください！！ (2015年8月23日 10時) (レス) id: 673ef7bab9 (このIDを非表示/違反報告)
媛乃ミカ(プロフ) - 笹の木ゆゆさん» ありがとうございます!!!これからも更新頑張ります!!!!(*^▽^*) (2015年8月22日 23時) (レス) id: a7fa7f3826 (このIDを非表示/違反報告)
笹の木ゆゆ(プロフ) - すごく面白いです！ (2015年8月22日 22時) (レス) id: 5a2cbe7ab9 (このIDを非表示/違反報告)
媛乃ミカ(プロフ) - アスカさん» いえいえ、こちらこそコメントありがとうございます!!!面白いと言ってくださっただけで十分嬉しいです！アスカさんも頑張ってください!!! (2015年8月20日 23時) (レス) id: a7fa7f3826 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：媛乃ミカ x他1人 | 作成日時：2015年8月1日 22時
