〜私の知らない過去〜【FFI編】第２幕

〜６８〜 ページ23

・





響木「ほぅ……。そんな事があったのか……」


A「もう私、これ以上あの２人と上手くやってける自信ないぜ……」


私は練習終わりに、雷雷軒に立ち寄った。

響木監督に、不動と飛鷹の事を相談するためだ。






ガラガラ……




その時、お店のドアが開く音がした。





A「円堂！鬼瓦さん！」


円堂「あれ？Aじゃないか！」


お店に入って来たのは円堂と鬼瓦さんだった。




鬼瓦「なんだ？お前１人で居るなんて珍しいな。」


A「ちょっと……不動と飛鷹の事で、響木監督に相談があって。」


円堂「そうなのか？実はオレも２人の事で聞きたい事があって……」



響木「立ち話もあれだ。席に着いたらどうだ？」



円堂と鬼瓦さんは私の隣に座った。








響木「で？その相談やら聞きたい事は何だ？」



A「飛鷹の事ですけど、アイツは誰が見ても初心者です。
　飛鷹よりは、シャドウや佐久間の方がかなりの実力者だと思うんです…！

　何故アイツが代表に選ばれたんですか!?」



響木「……代表の見込みが無い奴を代表にするか？」


A「っ!! じゃあ…飛鷹は、染岡達以上の力を持ってるということですか？」



響木「実力を発揮するのは飛鷹次第だ。
　無理に力を呼び起こそうとしても、結果には繋がらない。」





円堂「じゃあ、不動は？チームワークを乱すような奴なのに……」



響木「さっきも言ったが、見込みがあるからだ。
　不動も飛鷹も、イナズマジャパンには欠かせない存在なのだ。

　むやみにチームメイトを疑うのは、良くないんじゃないか？」



円堂「でもっ……」




響木「お前らの気持ちも分かる。


　でもな、まずはチームメイトを信じてみろ。

　虎丸にそれを教えてやったのはお前らだろ？
　その気持ちはいつかきっと、あの２人にも届くはずだ……」




円・A「…………」

〜６９〜→←〜６７〜

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキーキャラ

風丸一郎太

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す