〜私の知らない過去〜【FFI編】第２幕

〜６０〜 ページ15

角間『イナズマジャパン、ここで吹雪と宇都宮を交代です！』



A「虎丸……」


不動「チッ………何でオレを出さないんだ………」






虎丸がフィールドに入った。



A「虎丸。シュート打てるのか？」


虎丸「……あんまり、期待しないでください……。」



期待しないで………か。



A「……分かった。」


豪炎寺「…………………」





試合が再開した直後、虎丸は相手の陣地に攻め込んでいく！


そして、DFを諸ともせずに抜いていく！



A「スゴい！もうゴール前だ！」


豪炎寺「打て！虎丸!!!」



虎丸「っっ!!!!」



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


『＿＿が居ると、サッカーつまんねぇんだよ』

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





虎丸「…………Aさん！」


豪炎寺「っ!!!?」


A「うぉっと!!!?」


とっさに反応出来ず、ボールを奪われてしまった！




A「まだだ!!! ファイアプレス!!!!」


必殺技でボールを奪い返して、風丸にパスを出した。



風丸はボールを受け取り、鬼道へセンタリング！


が、鬼道にはDFが付く！




A「やっば！」


虎丸「行かせません!!!!」



角間『なんとー!!!? 宇都宮、センタリングをカット!!!!』


虎丸はゴールへと上がっていく！




A「決めろ虎丸!!!!」



虎丸「っぅおおおおおお……!!!!!」



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


『なんだよ＿＿ばかり……』


『１人でカッコつけやがって』







『＿＿のシュート、ムカつくんだよ』


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




虎丸「〜〜っ豪炎寺さん!!!!」


豪炎寺「!!!」



豪炎寺は爆熱ストームを打ったが、タイミングが合わず止められてしまった。




円堂「ナイスアシスト、虎丸！」


虎丸「は、はい！」





A「虎丸！何でシュートを打たなかったんだ!?」


虎丸「っ……！」



A「シュートチャンスはあったはずだろ！」


豪炎寺「オレ達にパスを回す理由は、どこにも無いぞ！」







虎丸「……オレが打ったら……駄目なんです……」



豪・A「っ!!!?」



虎丸の意外な返答に、豪炎寺と私は顔を見合わせた。

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