12話 ページ14
まふまふsaid
まふ「僕はね、
生まれたときからもうあの人のペットって決まってたんだ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「おいで!真冬!」
まふ「にゃぁ〜!」
あの家庭には、
二人の夫婦と、中学生くらいの男の子がいて、
あの頃はまだ楽しかったな…
目も普通の色だったし…
でもある時、
「ちょっと真冬!
あんた何その目!?」
何を言ってんだろうって思った。
でも鏡を見たとき、僕も驚いた。
まふ「目が、
赤くなってる…?」
僕の目の色は、
ビックリするくらい真っ赤になってた
やっぱり、赤い目とか
気色悪かったのかな、
僕がいつもどうり接しようとしても
「近づくな!早く離れろ!」
とか
「その気持ち悪い目で見るな!」
って、
僕のことを「家族」にすら見てくれなくなった
どうして?
なんで僕が?
この赤い目のせい?
この目のせいで僕は「家族」じゃないの?
朝起きたらもとの目に戻ってるんじゃないかって、
でもやっぱり赤い目のままで
日に日にこの目が憎くなって、
この目があるせいで僕は「家族」じゃないって、
1週間もたつと
皆は僕をストレス発散用具にするようにしてきた
殴ったり、蹴られたり、切られたり、
いっぱいされた
痛くて、怖くて、
何度も逃げ出そうとしたけど
何度も捕まっちゃって
だからね、僕はもう
なにも考えないようにしたんだ…
そんなある時、
1本の電話がかかってきたんだ…
『お宅の息子さんが事故に遭われました。』
って
夫婦はすごいパニックになってた
なんてったって、
息子大好き人間だからね
そりゃあもう大騒ぎだったよ
二人が悲しい表情をしてる中、
僕だけは違ったんだよね…
なんか無意識のうちに笑ってたんだ…
気づかないうちに口角があがってて
「なんで笑ってるの!?」
って言われるまで気づかなかった
「もういや!!!
こんなゴミ猫いらない!!」
「なんの役にも立たないやつなんか
捨てちまえ!!」
って言われて
とうとう僕は捨てられたんだ…
「家族」と思ってた人に捨てられるのは
確かに悲しかったよ?
でもそれと同時に僕は自由を感じた
もう大声で怒鳴られない
もう痛いことされない
もうなにも憎まなくていい
って
―――――――――――――――――――――――――――――――――
なんかすごい雑ですね…
191人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鉈君 - 僕は爪噛んだり皮?甘皮?むいちゃうんですよね、、 (2020年3月27日 23時) (レス) id: 2979a296ed (このIDを非表示/違反報告)
アモレア - 馬鹿なこと書きますね。「ハグとかじゃ済まないようなこと。」ってあったのですが我には「ハゲとかじゃ済まないようなこと。」に見えてしまいました。誠に申し訳ございませんでしたぁぁぁぁ!! (2020年3月1日 18時) (レス) id: 6b7dbdc144 (このIDを非表示/違反報告)
咲魔_ジャジャ麺 - 唇の皮むくのわかりますーたまに手が血で染ってますよね、殺人した後みたいに (2019年3月27日 18時) (レス) id: ac3afb786c (このIDを非表示/違反報告)
たぬ丸 - 私も昔からけっこう唇の皮むいてるなw痛いな、血、でてるかなって思うと血がでてたり唇が腫れてたりしてるw (その痛みすごくわかります) (2018年8月23日 22時) (レス) id: d6d3f805be (このIDを非表示/違反報告)
starlily☆(プロフ) - いえいえ(^-^) (2018年8月6日 16時) (レス) id: 00684830e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ