殺人投票 3 〜逃げられない死〜

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“ガランゴロンガランゴロンガランゴロン………”









怖いよ…………。









鬼が今までにないくらいの猛スピードで追いかけて来る。









息も乱れてきて…………呼吸するのも精一杯になってきた。









高橋恭「俺、こっち行くわ！

那須、Aのこと頼んだで………」









恭平の声が聞こえたと思ったら






もうすでに彼の姿はなく……









恭平だけでなく…………







鬼の姿もなくなっていた。









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『どうしよう…恭平のほうに鬼が行っちゃった………！！』


那須君「どうすればいいんだろ……」









道枝「先輩！！」








そんなとき、前から道枝君と大西君が走ってきた。






猪狩君は…………？









大西「永瀬先輩……………殺されてしもたんですか……？」





『……………銃で


撃たれたの………』









そういえば…………誰が永瀬のことを撃ったんだろう。







背中に傷口があったから………


私達2年以外の人だと思うんだけど…。









那須君「……………猪狩は…？」









那須君が聞くと、道枝君と大西君は大きな瞳をさらに大きく開き









大西「…………メール……見てませんか……？」









とゆらゆら揺れる目を向けてきた。









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まさか……………




【猪狩蒼弥 死亡】









この短時間で、、、


2人も殺されてしまうなんて………。









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道枝「先輩達は…………犯人じゃないですよね……？」









『違うよ。

2人は？』




大西「もちろん違います。」









この2人が嘘をついているなんて……



思いたくはないけど………









『2人はずっと、一緒にいた？

一瞬も離れていない？』









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