【ナンバカ】愛を知らない少女の告げる想い (ページ33)

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二部本当のラストページ33

「「「たっだいま――!!」」」

5舎の事件が終わり、私達は久しぶりに13房に帰ってきた。
ボロボロの壁に畳の床、何もかも懐かしく感じる。

「あ～、やっと落ち着いた～」
「なんか久しぶりな気がするね～」
「そうだな～、そんな感じだな」
「お前もそう思うだろ？なぁジューゴ…」

笑顔でロックがジューゴに話しかけるが、部屋に入った途端ジューゴは真っ白になりながら倒れていた。
それはもう、本当に真っ白に。

「わ"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"ジュ――ゴ―――!!」
「あーついに体力の限界がきたか」
「今回担ぎ役いなかったしね」
「今回ずっと動きっぱなしだったもんね～」

ロックの叫びを聞きながら、私達はジューゴを布団に寝かせた。

その後、ジューゴは過度の疲労と筋肉痛とその他もろもろにより、一週間以上寝込んだ。
ナンバカ第二部【完】

「「「「締まらねぇなオイ!!」」」」

他の作品では絶対にみない締め方に私達は何コレダサイ!! と言いながら叫んだ。