〈スクールカースト〉学園の裏の支配者

大好きな人のために ページ10

ドレスブティック《Lilith》本店

萩・夏「ただいまぁ！」

白麗「おかえりーあら!２年生達お揃いで!女の子達はドレスねぇ!男の子達は付き添いねぇ!お茶出すわねぇ！ルルちゃん!お茶ぁ!」
(ルルちゃん‥ルルベル。藤井家メイド。)

ユイ「相変わらず元気なお母様ね。」

『そうだね……』

ルル「お茶でーす。ごゆっくりー。」

白麗「さてさて！新作出したの!皆に合う感じのだと思うから、試着しちゃう！？」

女子全員「する!」『します……!』

白麗「ルルちゃん!新作の黒２種類とピンク２種類持ってきてー！」

ルル「持ってきましたー！」

と、白麗さんに頼まれてルルちゃんが持ってきたドレス達、黒が２種類あり、１つはフワフワしたウエディングドレスのようなもの、もう１つは、ロングドレス足下がフワッとしているドレスだ。ピンクも２種類あり黒と同じ種類のドレスだった。

ユイ「わぁ！綺麗!迷う!」

萩花「だねだね!」

夏恋「どれにしよう?」

『………』

ユイ「……私、綺羅にこの黒のウエディングドレスみたいなの似合いそう!これ試着してみて! 絶対玲於びっくりするよ!小声」

『う………似合うかな……?れー君……びっくり……するかな?』

ユイ「綺羅自信持って!私も黒のロングドレス試着するから!」

『わかった……頑張る……白麗さん……試着……させてもらっても……?』

ユイ「私もして良いですか？」

白麗「いいわよー！着替えてらっしゃい!娘達は、たぶんピンクで迷うと思うから。」

『ありがとうございます……!ユイ……行こ……。』

ユイ「うん！」



塩だけど、いつも優しいかっこいいれー君。
たまには、綺羅綺麗って言ってもらいたいでしょう?だって、恋する乙女はこうでなくっちゃね!
絶対言わせて見せるんだから！

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