〈スクールカースト〉学園の裏の支配者 (ページ23)

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裏の支配者の本気ページ23

この間、作戦会議をして、作戦実行当日……

私は今、2年Aクラスの教室前に来ている。しかも、授業中だ。

コンコン

教師「はい。あら。綺羅ちゃん。どうぞ。」

『ありがとうございます。先生。』

私は、教壇の前に行き……

『本日のHRの時間わざわざありがとうございます。それでは、今回私がここに来たのかというと………夢野彩奈さんに退学処分を言い渡しに参りました。』

ザワザワザワザワ

彩奈「な！？どういう事よ！」

『この間の水かけの件、忘れたとは言わせねぇぞ。』

彩奈「な、なんの事かしら？」

『とぼけても無駄。これ見な。』

私は、ポケットに入れていた数枚の写真を取り出した。

彩奈「なんで……これ……」

私が、見せた写真は……

『お前が、夜の仕事をしている写真よ。』

彩奈「な、なんで！あなたが、こんな写真持ってるの！？」

『ちょっとね。私のメイドさんが凄い子なの。頼んだらこれを持ってきてくれたの。』

そう、私のメイドの一人のシャミア・ルゥという子がいて、その子は、いつもお掃除などを主にやってもらっているのだが……

裏の顔は、天才スパイさんなの。

それで、お願いしたら、こんないいものを持ってきてくれたの。

『ふふ。これで、あなたの退学処分の理由よ。』

彩奈「ご、ごめんなさい。」

『許すわけねぇだろ。』

その後、私が全生徒に公開。

夢野彩奈は退学になり、この学校を去った。

だけど、退学だけではすまなくしたの。

何したかって？

魔界裁判に訴えて。

魔界追放にしてやったの、家族全員。

だって、そうしないと気がすまないもの。

ね？言った通り、残酷でしょ？

ふふ。私を敵に回したらどうなるか……これで……わかった？