〈スクールカースト〉学園の裏の支配者

級長 ページ21

今、ユイとランチしに、食堂にいます。

ユイ「綺羅ちゃんはどれ食べる？」

『うーん…どれも…美味しそう…』

なんと、本日のSクラス専用メニューは
ローストビーフランチセット 2000円
生ハムランチセット 2000円
という、私の大好物達だ。

『生ハム…する…』

ユイ「じゃあ私はローストビーフ！半分こしようね！どっちも食べたいんでしょ？」

『うん…ユイ…ありがとう…』

ユイはいつも優しい。
両方食べれるなんて幸せ！

と、ランチを運んで、Sクラス専用テーブルで食べようとしていたのだが…

ユイ「何あなた。そこ、私たちの席なんだけど何してるの。」

？？「ここは、あなた達だけのテーブルではありません。」

と、ある女生徒が私たちの専用テーブルに、食堂の空きテーブルが無く順番待ちをしていた1年生を座らせようとしている途中で、私達が居合わせたところだ。

『あの…あなた…お名前は…？』

彩奈「私は、Aクラス2年生の級長夢野彩奈。」

ユイ「あのさ。ここは私たちの席なんだ。順番待ちしとけよ。あとさお前、何様のつもり？Aクラスの級長とか言ってるけどさ、ここの学園は、Sクラスで成り立ってるの。生意気言ってんじゃねぇよ！」

彩奈「っ！うるさいわね！」

彩奈が、ユイに水の入ったコップをかけようとした…
だが…

『っ！』

ユイ「綺羅ちゃん！」

そう、私が、ユイを押し退け水をかぶったのだ。

『貴方…ユイに何かしようとするなら…覚悟を持って…しなさい…けど…貴方は、私を怒らせた、覚えておけよ。』

私の怒り→←←

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す