〈スクールカースト〉学園の裏の支配者 (ページ19)

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地獄に落として差し上げる。ページ19

ユイside

今、Sクラス共有ルーム目の前だ。

ユイ「入るよ。」

2人「はい！」

ガチャ

玲於「待ってたよ。二人共。」

うわぁ。玲於すっごいイケメンスマイルだけど、目笑ってない。

智「玲於先輩ぃ私達に何か用事ですかぁ？」

声キモ。上目遣いキモ。玲於にそんなの効かないに決まってんじゃん。
綺羅ちゃんがやったら別だろうけど。

玲於「それはね。君達に聞いて欲しいものがあるんだ。」

玲於がスマホを取り出した。
それでは遅くなったが、私たちの作戦を説明しよう。
その1玲於の元に呼び出す。
その2この間の会話を聞かす。
その3退学処分を言い渡す。
その4親達を解雇させる。
その5地獄人生。
というとても楽しい作戦だ。ひどいって？綺羅ちゃんにちょっかい出そうとしたんだから当たり前でしょ。

おお！玲於が再生しました！みるみるうちに青ざめていくぅ！

玲於「ふふ。これはどういう事かな？俺の綺羅にちょっかい出そうとすんなよ。」

智「こ、これはその。」

美優「だってぇ、綺羅先輩ってぇ、玲於先輩にいつもべったりじゃないですかぁ。玲於先輩気持ち悪くないんですかぁ？」

智「そうですよ！気持ち悪くないんですか！」

こいつ……今すぐけしてぇーけど……

玲於「お前らいい加減にしろよ！」

バンッ

2人「ヒィ！」

玲於「あいつはな俺がこの世で一番大事な女なんだよ！生まれた時からずっと一緒で、16歳の時に綺羅の親に婚約許可を貰いに行った！ずっと一緒にいるって誓ったんだよ！きの事を気持ち悪く思った事はねぇ！」

美優「婚約してたんですか？」

玲於「ああ。綺羅は、昔から綺麗だからな、他の男に取られたくなくてな。」

智「そうだったんですか……すみませn」

玲於「ごめんで済むなら俺こんなにキレてねぇよ。」

2人「え？」

ユイ「あなた達は退学処分です。全生徒にこの事を報告します。そしてあなた方の両親も処分を下します。」

美優「待って下さい綺羅先輩には私たちまだ……」

玲於「ちょっか出そうと思ってたんでしょ？当然の処分だな。」

ユイ「私たちに目をつけられたら、終わりなのよ。しかも私たちの大事な綺羅ちゃんにちょっか出そうとしたんだ。お前らに拒否権はない。」

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