58-荷造り ページ8
「A、遅かったわね。」
先に寮に戻って荷造りをしていたハーマイオニーが言う。
「まぁ…ね。」
「それより貴女、セドリック･ディゴリーと知り合いだったの？」
「え？あぁ、知り合いっていうか昨日声を掛けられたの。」
「へぇ〜、あのハンサムな人がねぇ。」
「…ていうかなんでセドリックのこと知ってるの？」
「彼のこと知らない人なんてホグワーツには居ないわよ？貴女と同じで勉強も運動もできて、おまけに顔もよしってね？」
ハーマイオニーはくすっと笑った。
「だからあんなにファンが居るのね…」
「それで…2人は付き合うの？」
「付き合う？まさか、」
Aは有り得ない、という顔をするとハーマイオニーに「勿体ない！」と怒られた。
そんなふうに言われてもねぇ…
あそこまで顔がいいとどうも信用出来ないのよね。
そう思い、Aも帰る支度をする…が、
私このまま帰っていいの？
…ていうかどうやって帰るのよ。
キングズ･クロス駅からの帰り方知らないんだけど。
すると急に窓からコツコツ、という音が聞こえる。
窓を開けると学校のフクロウが入ってくる。
手紙？
君は今日ではなく、明日の汽車に乗る。
従って誤って今日の汽車に乗らぬこと。
セブルス・スネイプ
良かった…
今この手紙来なかったら今頃冷や汗ダラダラよ。
Aはフッと杖を振る。
カタカタ、バサバサ、と音を立ててトランクに次々しまわれていく。
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あぼ - アップルパイさん» そう言っていただけて光栄です！これからもよろしくお願いします！ (2020年5月19日 7時) (
レス) id: 59b3bafa61 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ - とても面白いです！体に気をつけて、これからも更新頑張ってください！応援しています！ (2020年5月18日 22時) (レス) id: 494187a4f3 (このIDを非表示/違反報告)
あぼ - たまちさん» ありがとうございます！ (2020年5月17日 19時) (レス) id: 59b3bafa61 (このIDを非表示/違反報告)
たまち - 続きキター！これからも楽しみにしてます！ (2020年5月10日 23時) (レス) id: 2384b40b81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぼ | 作成日時：2020年5月10日 23時
